ホタテの矢印 Go to fisterra #10キノコ日和

2019年10月18日　今日の目的地の町（Le muret）まで27kmなので、昨日歩いた距離と比べたら凄く短く感じたので、朝のんびりすごして10時出発！！

昨日結局10時出発だったし、余裕余裕と今日歩くモチベーションを高めていくことが、ポイントかも

歩く

今日何してる？歩いてます。今日も目的地に向かって歩き続ける…

一日中歩いてるんで、頭の中の時間はいっぱいあるんですよね、でもまだまだ最初なのでとりあえず「上機嫌」に歩き続けるのが、Bestかなっと。

何も無い道路一本道なんですが、山なんで思ったよりいっぱいあるんですよねｗ　歩いてると下を見がちなんです、視野が狭くなりますし頭は重いので無意識に下を向いちゃうんですよね～

そうすると視野が狭くなって、顔の影で少し暗く感じるんです。人って一人になった時に、マイナス思考（ネガティブ）になりやすいんですよね。

僕も例外じゃなくて、疲れや汗の不快感とか、ちょっとしたストレスが少し暗く感じて景色が狭いとフツフツしてくるんです。

そのたびに僕は上をみて「なんて綺麗な空なんだ！」って言うようにしたんです！ ちゃんと笑顔で言うのがポイントなんですが、さっき言った通り頭重いので、結構継続しないんです。

そこで下向いてた時に思ったのですが、「下の景色から楽しみ見つければ良いや」そう思うことにしたんです。

このどんぐりは食べれるのかとか考えたり、動物が移動した形跡を目で追ったりとか、杖で何枚落ち葉を突き刺して重ねられるかとか、キノコひたすら杖でなぎ払ったりして遊んだり　↓ ベニテングダケだ～って喜んだり！！

キノコ採取「僕はしてませんｗ」

道を歩いているとたまに（おそらく）キノコ採取してる、ジーさんバーさんが居るんです。キノコの中に小動物による食痕のようなものがちょくちょく見られたので、食べれるものが多いのかな～とは思ったのですが

棒と籠もってしきりに地面掻いてるんですよね…まさか？まさか？

キノコ狩り？してる人に挨拶したら応援してくれたので、元気をもらいつつ僕は気がかりになってることを確かめたくて、地面を注視しながら歩いたらころころそれっぽいものがあるじゃないですか！！

地面に半埋まりの、少し肌でちゃったジャガイモみたいなやつがゴロゴロと！！日焼けしちゃいますよ！！

（おそらく）トリュフです！後でいろいろ調べてみたんですけど…仲間である確立はかなり高いと思います！

トリュフこんなにゴロゴロ生えとるんだ！！テンションかなり上がりまして…気づいたら町でしたｗ

到着

町についてから町ごとの宿表を写真撮らせてもらってたので、それを見て宿に言ったら開いてなかった（泣）

とりあえず見かけた人に聞いてみることにしたが、うまくいかなかった…困ったなと思い立ちすくんでいたら

「サンジャック！？」と身なりからして、おそらく塗装屋さんの陽気なおにーさんが自転車に跨りながら話しかけてきた。おにーさんはサンジャックはあっちだ！！

と指差しで教えてくれたんですが、違うんだよなと苦笑しつつ宿を探していることを伝えた。そうしたらその人は全力で探してくれて、お友達の日本人の方に電話して通訳頼んでまでしてくれた。

みつからなさそうだったので、今日はここで寝るよと屋根のあるところ指して伝えたら、待ってろと言ってどっかにいってしまった。

しばらく待っていると、車に乗って彼がやってきていそげ！！乗るんだ！！って少し怖かったんですが言われるがままに乗ると。

宿を見つけてくれたようで、彼は「ALBERGUE」を管理してる人に直接かけあってくれたみたいで、車でそこまで連れてってくれた。

6km　戻る

宿を開けて貰って一人貸切状態、宿代は「donation」スペイン語で「donatibo」ドナティーボと言う。寄付を意味する言葉で、僕はでかいお金しかなく小銭が２€しかないことを伝えたら、それで良いよと2€で泊めてもらえた。

その後おにーさんがスーパーに行きたいだろ？急げ！！連れてってやるよ！と車でスーパーまで…

店がしまるギリギリだったみたいで、何とか買えて外に出るとおにーさんが「セーフ」てハンドサインして、ハイタッチした。

宿に戻る過程で歴史的なお墓？のようなものを見せてくれたり、細い道を走っている時によく前を見ろというので、前を見たら鹿が走っていった。

おにーさんが「ヤッタね！」みたいな感じでハイタッチ！とても陽気な人だなと思いました。

↓　車の中から撮ったからこんなんｗ

宿に戻り彼とお別れ

彼の名前はパトリックさんという、名前を交換して硬い握手（お互いてがゴツゴツ）をした。パトリックさんには本当に助けられたなと思い。感謝してます。別れ際に「Buen Camino」良い道　をという巡礼の合言葉をくれた。

明日もがんばれます。

6km戻ったけど…　気にしないことは難しかった。

6km荷物持って歩いたら、1時間30分かかるんだ～