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アンダルシア/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第125弾は

アンダルシア

2011年9月21日に発売のアルバム
STARに収録されている曲。

わくわくするようなイントロに
サビのカラフルでポップな盛り上がり、
「いっせーので輪になって」のサビ歌詞に
みんなで手を繋いで輪を作って
回りたくなるような曲となっています。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

ーー「アンダルシア」という曲ではプログラミングに金澤さんの名前がクレジットされていますね。【インタビュア】

あの曲は、実はメインのリズムをエンジニアの高山さんが組み立てているんです。生のドラムを入れた後、歌詞の雰囲気に合わせてドラムを解体して再構築しているんですけど、そこにボクがネイティブ・インストゥルメンツの BATTERYやスペクトラソニックスのStylus RMXで組んだリズムを足しました。(金澤ダイスケ)

SOUND DESIGNER 2011年11月号より


ーーかなりユニークな言葉を紡いだポップ な「アンダルシア」(9曲目)も加藤君の作詞なんだけど、これはどういうつもりで書いたの?【インタビュア】

これは、実は最初はまったく違う内容の歌詞を書いたんですけど。(加藤慎一)

もっとセンチメンタルな内容だったよね。(山内総一郎)

そしてクールな歌詞だったという。(金澤ダイスケ)

そうなんです。 で、レコーディングの終盤に書いてきたんで すけど。そういうクールでセンチメンタルな歌が他の曲でも多かったので、全体のバランスを見て、もっと違う内容にしたほうがいいかなと思って書き変えて。(加藤慎一)

ーーなるほど。じゃあ、テイストを少し変えたと?【インタビュア】

いや、少しどころか180度変えました(笑)。(加藤慎一)

ーーだろうね(笑)。かなり言葉遊び感覚で書いている感じだもんね(笑)。【インタビュア】

でも、これはこれでバッチ出来たと思っていて。作曲者のダイちゃんからしたら最初のイメージとは違うものになったかもだけど、曲としてのパワーはこっちが勝っていたなというのがあったので。(山内総一郎)

そうだね。すごくアルバムの中でもハマったなと思えたというか。(金澤ダイスケ)

そして実はダイちゃんと加藤さんの普段のふたりはホントにこんな感じという曲でもあります(笑)。(山内総一郎)

ーーえ?どんな感じ?(笑)【インタビュア】

もうよくわかんない感じ(笑)。すごい仲良く喋っているんですけど、よくわかんない感じ(笑)。(山内総一郎)

ーーあ、そう(笑)。まあそのあたり、読者のみなさんは曲を聴いて感じて欲しいと思います(笑)。【インタビュア】

Talking Rock! 2011年10月号より


ーー「アンダルシア」のシュールな歌詞は加藤さんならではじゃないですか。 【インタビュア】

これは、最初は全然違う歌詞があったんですけど・・・。(加藤慎一)

(作曲した)僕としては、いわゆるいい歌詞というか、そういうのをお願いしてまず書いてもらったんですけど、 桜井さんからもうちょっとちゃんとしてない感じでもいいんじゃないという助言をいただいて、それで加藤さんが帰りの電車の中で15分くらいで書いたんです。(金澤ダイスケ)

CD&DLでーた 2011年9月〜10月号より

すでにあちこちで話題になっていますが、この曲はとにかく加藤さんの突き抜けた歌詞が強烈な、アルバムの中でも異色な存在です。「元々は全然違う歌詞を書いてたんですけど、ちょっとセンチメンタルな感じで、アルバムの他の曲と温度感が近いかなという話になったときに、(真心ブラザーズ)桜井さんからのアドバイスもあって、肩の力を抜いて全く別方向の歌詞を試しに書いてみたら皆に面白がってもらえた感じですね」
スタジオから家に帰る電車の中でほぼ書き上がっていたというからものの15分くらいでサラリと書いた計算になります。恐るべし。
ならばサウンドも歌詞の世界観?に沿って、ということで、エンジニア高山さんのアイデアでドラムの音色が180度変化。なんと生ドラムが「シモンズ」というシンセドラムの音になり、メンバーは「メカトシちゃん」と呼んでいます。メロディーはダイちゃん作曲らしく、サビではじけるカラフルなポップさが印象的。ライブでの反応が今から楽しみな曲です。

フジファブリック STAR ライナーノーツより

作曲のは金澤さん、作詞は加藤さんの曲。
真心ブラザーズの桜井さんのアドバイスにより、
加藤さんの遊び心の歌詞が出来上がったという
貴重な内容になっています。

加藤さんは今では様々な
面白い歌詞を書きますが、
初めての3人体制のアルバムの作詞で
すでに文才を発揮しているのが分かりますね✨

歌詞に乗っ取って、
奇抜な曲が出来上がる様子も
また貴重ですね✨


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


タコスパーティーが開催されて、
楽しそうだなあ。
食事のあとには
みんなで輪になって
躍って楽しそう。

つけっぱなしのテレビでやっていた
野球で引退する往年の四番バッターが
老体でヒット打ったのを見て感動し、
もう一回打てるでしょう?とか、
まだやれるよなあという会話が
飛び交っている楽しい空間。

だけどこれらの楽しそうな場面は
実際に起こっていない。

Cメロの歌詞の通り、
白昼夢の中の出来事で
実在の物語および
人物には一切関係しておりませんと
書かれているあたり、
歌詞には意味がないんだと表現しています。


それでも最後に楽しそうなサビ歌詞を
繰り返し歌うあたり、
みんなこの曲をライブで聴きながら
盛り上がってほしいという気持ちが
あるのかもしれません。


個人的な話

3人体制になって初めて出した
アルバムのSTAR
若干、感傷的な曲が数曲あるのですが、
アンダルシアに関してはアルバムの中で
「何コレ?」感がありました(笑)

めちゃくちゃ可愛らしい曲調に
可愛らしい山内さんの歌声に
歌詞は何コレ?みたいな(笑)

正直、他の曲に集中するあまり、
この曲を飛ばしていた
自分もいたのですが…

歌詞に特に意味がないあたり、
なんだか志村さんも
歌詞に意味ない曲やってたなぁと
思い出しました。
それはシングルSurfer King

Surfer King
歌詞は特に意味ないという(笑)
加藤さんはたまたま
真心ブラザーズの桜井さんに
アドバイスされて、
さらっと書き上げたと
インタビューで紹介しましたが、
ご丁寧に歌詞に意味はないと
解釈できるあたり、
加藤さんの優しさがあったのかなと
思いました(笑)

Surfer Kingアンダルシア
共通するのは他に、
ライブでも盛り上がることも
あげられます。

2011年のホシデサルトパレードの
ツアーに行った際、
2階席で見ていたのですが、
この曲の前後も合わせて
盛り上がっていて、
ライブでやったら楽しい曲の
1つになりました✨

でもそれ以降、アンダルシア
ライブでやっていないので、
是非ともライブでもう一度
聴きたいなぁと思いました。

ちなみにライブ映像は残っています。↓

是非とも手に入れてみては
どうでしょうか✨


いかがだったでしょうか✨
アンダルシア
紹介させていただきました✨

これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨


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