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かくれんぼ/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第65弾は

かくれんぼ

2017年11月9日に先行配信し、
2018年10月3日に発売されたアルバム
FABFIVEに収録された。

Canon「“This” is my life.」ショートムービー
『僕たちは今日、お別れします。』の
テーマソングに起用された。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

ーー「かくれんぼ」は、 アコギのアルペジオの弾き語りにピアノの音が添えられて、サビでギターが鳴り止んで、急にピアノの弾き語りにチェンジするという、 そういう展開もなかなかないよね。【インタビュア】

ないんですよ!(山内総一郎)

ないない。(金澤ダイスケ)

これはまさに、サビをアコギの弾き語りのままで歌い切るのは、そのままで普通だから、ピアノに切り替えたらどうだろう?と言ってやってみたら、その瞬間にすごくハッとしたよね?(山内総一郎)

そう。温度感が変わる感じがすごく新鮮で、よかったよね。(金澤ダイスケ)

だから本当に5曲にまとめたことで、個々の曲のよさを際立たせることができたのかなと。(山内総一郎)

Talking Rock! 2019年2月号より

ーー金澤さんが作った「かくれんぼ」というバラードは、CanonのウェブCM『“This” is my life. ショートムービー『僕たちは今日、お別れします。』』のテーマソングでした。【インタビュア】

この曲はアレンジがずいぶん変わったんですよ。最初にあったビートをなくしたりとか、ギターのアルペジオがサビで急にピアノに切り替わったりとか。スタジオでやってみたらそれが意外に良かったんです。(金澤ダイスケ)


普通はこうしないだろうということを、スタジオでお互いにやりながら作っていきましたね。(山内総一郎)

OKMUSICインタビューより


日々の生活の中には、今まで知らなかった感情や、隠れていた気持ちがあると思います。自分自身にもそうだし、相手に対してもそう。それに気づいた時、人はひとつ大きくなれるのでしょう。弱さを認める事は、強さであるように。「かくれんぼ」という曲によって、そんな心に光が照らされる事を、願っております。(金澤ダイスケ)

音楽ナタリーより


曲のアレンジにこだわった
インタビューになっていますね。

特にギターのアルペジオと
ピアノの切り替わりを強調していて、
このインタビューを読んでから
改めて曲に注目して聴くようになり、
新たな発見になりました✨


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
温かい目で見ていただけると幸いです。

誰だって心の中には
隠れる場所がある
弱かった君はもういない
鬼は飽きたよ

からからと音をたてて揺れる
ブランコと伸びる影
ちっぽけな僕の心だけ
赤く染まった

太陽が逃げていく
涙がこぼれそう

どこにいるのだろう
隠れてるならば教えてよ
会いたくて 会えなくて 
そこで待ってるんでしょ

月明かりの下で
独りよがりのかくれんぼさ
もういいかい? もういいかい?
ずっと探してるのに
伝えたいのに

かくれんぼ 1番の歌詞より

誰にでも心に隠れる場所がある。
うまく気持ちを隠せる人もいれば、
そうでない人もいる。

君はいつもうまく隠せなくて
感情を前に出して
すぐに僕を求めていた。
そんな君はもういない。
もう会えないのかな。

気づいたら座っていた
ブランコから立ち上がり、
伸びる影に寂しさを感じた。
夕日が僕を赤く染めていた。

太陽が沈んでいく。
寂しさが相まって
涙がこぼれそうだ。

君はどこにいるんだろう。
いつもならこの場所で
僕のことを
待っていてくれてたのに。

気づいたら月明かりの下で
ずっと君を待っていた。
ずっと伝えたいことがあるのに。
いつでも言えると思って
伝えることができなかった。

泣いたり笑ったり寂しくなったり
星のように光りだす記憶よ
浮かんで流れて
影を照らしてほしい

誰だって心の中で
かくれんぼできるけど
弱かった僕はもういない
鬼はやめるよ

声が聴きたかった
君にもっと届けたかった
曖昧な感情は全然いらなかったんだ
月明かりの下で
独りよがりのかくれんぼさ
まだだよ まだだよ
それはさよならだった
君のさよならだった
さよならだった

かくれんぼ 2番の歌詞より

君と一緒にいた時の
泣いたり笑ったり、
寂しくなった時の記憶が蘇る。

誰にでも自分の気持ちを
心の中に隠すことはできるけど、
君を求めていた僕はもういない。
もう探さないよ。

本当は声が聞きたかった。
君にもっとこの気持ちを
届けたかった。
包み隠さずに素直に
話せばよかったのに。

気づいたら月明かりの下で
ずっと君のことを考えていた。
あの時君が何かを伝えようとして
飲み込んだ言葉は
別れの言葉だったんだ。
君のさよならだったんだ。

…みたいな感じでしょうか。

少し解釈には自身がないのですが、
例えば子供時に遊んでいた友達とは
いつの間にか生活環境が変わったり、
成長ともに価値観が合わなくて
一緒に遊ばなくなったり、

あるいは、
好きだと思って付き合った
恋人とのすれ違いだったり、

極端な話、
凄く大事だと思っていた子供が
ある日突然自立して、
自家を出て一人暮らしを始めて
親側は寂しく感じたり、

そういう近しい相手や自分自身の
互いを求める居心地の良さや
安心という場所は
いつか離れる時が来る。

そんな相手の
心境の変化に戸惑いながらも
自分の弱さと向かい合い、
自身も大人になるということを
歌詞にしたのかなと思いました。



個人的な話


このかくれんぼが先行配信になった時が
私が子供を出産して
5ヶ月ちょっと経った時でした。

育休中で娘と共にお家にいてて、
家事をしながら
この曲を聴いたところ…

産後の女性特有の涙もろさも相まって
かくれんぼを聴いた私は
涙腺崩壊しました😭

当時の私は何故か、
この曲聴いてぱっと
志村さんを
思い浮かべたんですよね。

金澤さんが志村さんとの別れを
かくれんぼという遊びと掛けて
書いた曲なんだと
勝手に解釈していました😭

志村さんの歌詞にも
かくれんぼ”、“通せんぼ
追いかけっこ”という遊び言葉も
入ってたりするイメージなので。

あとから聴いたら違うな…
色んな場面で幅広く解釈できるなと
再確認しました(笑)

直感で解釈するのも悪くはないのですが、
どの音楽も聴けば聴くほど
味が出るというか…
そうゆうのをあまりしないのが、
私の悪いところです。

それを治すために曲のことを
書くようになったのもありますが…。
治ってなかったらすいません😥

ちなみに当時のツイートで
金澤さんの曲で一番好きな曲だと
書いていますが、
今は違う曲に更新しています(笑)

それほど、
フジファブリックの曲達には
まだまだ隠された魅力が
詰まっているのです🥰


いかがだったでしょうか✨
かくれんぼ
紹介させていただきました。

これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨


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