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しかたがないね/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第64弾は

しかたがないね

2013年10月2日発売のEP
FABSTEPに収録されてる曲です。

ダンスをコンセプトにしたEPに
収録されている曲ですが、
どんなジャンルにも当てはまりにくい
不思議な曲調に惹き込まれ、
歌詞の「しかたがないね」の部分が
頭に残り、口ずさみたくなったり、
ゆらゆらと揺れたくなるような
曲になっています。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

ーー“しかたがないね” は加藤さんの作曲ですが、 この曲のアプローチは?【インタビュア】

この曲は、 前のホールツアーが終わってから、 これくらいのテンポの曲があったらいいなっていうとこ ろから作って。 ダンスロックというところでは、ゆらゆら揺れる感じもダンスだと思うんです。そういうところで、 自然に揺れる曲があったらというところで作りましたね。(加藤慎一)

MARQUEE  Vol.99より

ーー4曲目の「しかたがないね」は加藤さんの作詞ですが、 女性視点で、すごくセクシャルですよね。【インタビュア】

今までだったら出てくる女子が学生とかだと思うんですけど、大人ですよね(笑)。(山内総一郎)

ーーそう(笑)。浮気よりも不倫みたいなイメージがあります(笑)。【インタビュア】

不倫か浮気かわかんないですけど、確かに不倫の匂いがしますよね(笑)。OL的な。で(相手は)部長じゃなくて課長くらいの感じで、妻子あり、みたいな(笑)。 とにかくもうわかんないんですよ、 加藤さんの頭ん中(笑)。(山内総一郎)

ーー「しかたがないね」は、エキゾチックな金澤さんのシンセの音と、 そこに絡む緻密なリズムを鳴らしたドラムとのアンサンブルが印象的で、かなり挑戦的な曲だと思うのですが。【インタビュア】

これは加藤さんが作ってきたデモを最初に聴いた時に「どんなリズムやねん!」と思って(笑)。 でも、やっぱりそこがやみつきになる曲で、今作でいちばん最初に収録するのを決めたのがこの曲でした。「これはある意味新鮮だから、絶対にやりたい」と言って。(山内総一郎)

Talking Rock! 2013年12月号より


──ラスト4曲目の「しかたがないね」はオリエンタルなメロディが強い印象を残す、加藤さんらしいダンス・ミュージックですね。【インタビュア】

そう。最初にこの曲を聴いた時、加藤さんらしいというか、どう言葉を乗せたらいいのか、すぐに思いつかないという意味で、一筋縄ではいかない曲のたたずまいに「何これ!」っていう驚きがあって、「この曲を録音したい!」って思ったんですよね。(山内総一郎)

『VOYAGER』ツアーを経て、リズム隊の立ち位置から「こういうテンポの曲があったら今後のライヴに新しい要素を加えることが出来るんじゃないかな」という発想で曲を作りました。(加藤慎一)

この曲はデモの段階で怪しい匂いがぷんぷんしてたので、インドの弦楽器、シタールを真似たエレクトリック・シタールを入れることで、いかがわしさをさらに盛ってみたり、僕のギターとダイちゃんのクラヴィネットにワウ・エフェクトを噛ますことで、ぐにゃぐにゃみょんみょんしたニュアンスを出してみました。(山内総一郎)

──明るくも、どこかモヤモヤしたサウンドは歌詞世界と呼応していますよね。【インタビュア】

そう。主人公の女性は自分が「二番目の女」であることに気づいていながら、その状態に切なさを感じつつ受け入れているっていう、そういう微妙なニュアンス。(山内総一郎)

歌詞のなかでその女性が一人で料理しているんですけど、作っているのは「レバ ニラ」ではなく「手羽 ニラ」なんです。「レバニラ」って言葉はあまりに普通だし、手間暇掛けて煮込んでるところが歌詞のポイントだったりもするので、煮込んだら美味しそうな「手羽」という言葉をチョイスしたんです。(加藤慎一)

その、ちょっと料理上手なところが泣けてくるよね(笑)(金澤ダイスケ)

型破リヰナインタビューより

作詞作曲の加藤さんの曲への
こだわりが現れている
インタビューになっています。

一筋縄ではいかないこの曲を
是非入れたいと4曲の中で
1番最初にレコーディングした曲。

歌詞の言葉のチョイスの話も
貴重で是非そこにも
注目していきながら
聴いていきたいですね✨


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞のリンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


しかたがないね 1番の歌詞解釈


彼から連絡が来たから期待していたのに、
今日も会えないって言われちゃった。

しかたがないね…

夢や愛が食べることが出来て
心が満たされることができたら、
どんだけ良かったか……。
何日も使われてない
歯ブラシを眺めながら、凹んだ。

そんなこと考えてたら
お腹空いてきちゃった。
冷蔵庫の中…何があるかな?

手羽とニラが残ってる!
どうしようかな…あ、あれを作ろう。
そう閃いたと同時についつい…
彼が食べたらどんな顔してくれるかな?
そうと思いながら、
作り始めてしまっていた。


しかたがないね 2番の歌詞解釈

彼と会えない日々が多すぎて、
ふと嫌な疑問がよぎる。
だけど考えたくなくて気をそらし、
彼と過ごす日々を思い出して、
こんな暮らしも悪くないなと
思い出に浸っていた。

だけど彼の些細な言葉で
舞い上がったり、落ち込んだり、
振り回されてなんだか
疲れてきたような気がする。

そんなことを考えながら
作ろうとしてる今日ご飯。
手間かかりそうだけど、
煮込んでしまおうかな。
彼を忘れたいから、
料理に集中してしまおう。

だけど、作りすぎちゃった。
彼と一緒なら食べ切れるのに
これじゃ忘れたくても、忘れられないな。
そう思いながら私は
やけ食いしてしまったのだった。

・・・


……みたいな感じでしょうか😂

歌詞の中のあなた(男)に
特に別の女性の影はないけど、
自分が本命の女じゃないんだと
ふとよぎってしまう部分に
なんとなく切なさを感じる
歌詞だなと思いました😢


“しかたがないね”にちなんで

FABSTEPが発売されてからすぐに、
FABSTEPツアーがあり、
しかたがないねはライブでも
披露されました。

そして当時、
曲にちなんでこんなグッツも
発売されていました。↓

ライブグッツの歯ブラシセット

しかたがないねの歌詞に
歯ブラシが出てくるということで、
グッツ化されてました(笑)

当時私は別のグッツを購入していたので、
この歯ブラシセットは持っていませんが、
遠征組の方で購入された方は
旅のお供として
重宝されていたことでしょう…
(多分…w)

そして、2022年6月に
フジファブリックのファンクラブ
FABchの企画でメンバーが
直筆したラインスタンプが発売され、
その中に“しかたがないね”という
スタンプも入っています。

気になる方はチェックしてみては
どうでしょうか✨✨


いかがだったでしょうか✨
しかたがないね
紹介させていただきました。

これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨


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