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障害者雇用代行ビジネス関連報道。。。『「事実上代行」という表現については、「実態から乖離した不適切な表現」』なのか?

障害者雇用「代行」報道は「一方的で不適切」 株価急落の企業が抗議「実態から大きく乖離している」

※1/13追記です
エスプールの公式発表がありますので、記事のソースとなるURLを追記します。

2023年01月11日適時開示
当社に関する一部報道について

https://ssl4.eir-parts.net/doc/2471/tdnet/2221301/00.pdf

障害者雇用代行ビジネスの実態が発信され、話題になっています。
まさにその事業をやっているエスプールの株価がストップ安。翌日も5%くらいの下げ。翌々日になってやっとこさ上がりはしたものの、ダメージが大きい。

これは株主への発信も含めて、報道の不適切さや国の態度についてクレームをつけて否定をしなければならないのは、理解できる。

そこに対して、国は今回の発信を正当化するだけの証拠を持ち合わせているんだろうか?
もし、以下のアンケートがその証拠のひとつとして上がるとしたら、危ういのでは?と思います。

「農園型障害者雇用」に7割の障害者が否定的意見 「障害者雇用の実態調査」結果発表
〜 障害者から見た「農福連携」と「農園型障害者雇用」の評価に明暗が〜

このアンケート、回答しているのは雇用代行ビジネスの農園で働いている方々ではなく、「民間企業で働く男女20代~50代の身体・知的・精神障害いずれかの障害のある当事者およそ1000人を対象」となっている事。
農園で働いていない人である可能性が大いにありそう。

これで、障害者の7割が否定的意見と言ってしまうのはミスリードではないか?
(とはいえ、代行ビジネスを否定していきたいなら、この点は目を瞑るのも作戦として有りだと思ったし、そもそもアンケートは狙っている答えを得るために取る場合があることを考えると、証拠として活用できると判断するもの理解できる)

素人ながら、この先の展開が心配であり、気になります。

繰り返しですが、僕自身はこの障害者雇用代行ビジネスを良しとはしていないので、距離をおいて関わらないようにしています。それでも、気になってはいるので情報は追い続けています。

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