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日本はそろそろナイトエコノミーに本腰をいれるべきなのかもしれない

今月に入ってから、誰と会っても第一声は『暑いですね』からはじまる。

もちろん夏は暑いに決まっているのだけど、気温は年々上がっているし昼間の日差しはもはや殺人的だ。

夏といえば気持ちが開放的になる上にイベントごとも多く、消費が増えるシーズンだ。しかも通常は猛暑の年の方が冷夏に比べて支出が拡大すると言われている。

しかしここまで暑くなってくると逆に人が家からでなくなり、経済にも影響が出るのではないかと考えてしまう。

ちなみに昨年の記事によれば、40度を超えると消費においてマイナス面が大きくなるとの見方もある。

すでに甲子園やオリンピックの開催日程について議論が巻き起こっているが、そのうち日中のお祭りや屋外イベントなども何かしらの規制が入ってもおかしくないのではないだろうか。

またそうしたイベント以外にもショッピングや食べ歩きなど、外を歩く行為自体が暑さとともに減っていく可能性は十分にある。

一方で、気温がぐっと下がり過ごしやすくなる夜の時間は変わらずたくさんの人たちが出歩き、花火大会やお祭りを楽しんでいる。

特にこの1、2年は昼間が出歩けないほど暑い分、夜のイベントがさらに盛り上がっているように感じる。

アジア諸国へ旅行すると夜市をはじめ、夜の時間帯が盛り上がる理由も暑さにあるのかもしれない。

ナイトエコノミーというとややダークなイメージもあるが、誰もがヘルシーに夏の夜を楽しめる場所やイベントがこれからもとめられていくのかもしれない。

また、ファッションビルや百貨店も開店時間を後ろにずらすなどして、夜に出歩く人たちの消費を受け止める必要もでてくるのではないかと思う。

特にナイトランやナイトフォトウォークなど、普段であれば昼間にやっていたアクティビティを夜に移動させる動きはこれから活発になっていくのではないだろうか。

ファッションにしても、昼間は暑さと汗で洋服を楽しむどころではないので、ちょっとした予定の前にどこかで着替えたりメイクを整えたりする需要も大きくなる気がしている。

気候が変われば、私たちの行動も変わる。

行動が変われば、消費の仕方も文化も変わる。

これまでの慣習にとらわれず、世の中の人の動きをみて必要とされるものを見極めること。

それこそが変化しつづける上で重要なポイントなのではないかと

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