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現場からは以上です。2nd

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「現場からは以上です。」マガジン内のnoteが100を超えたので、2ndマガジンを作りました。 「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、… もっと読む
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2020年8月の記事一覧

本屋さんの役割

本屋さんの役割

今日の夜、青山ブックセンターの山下さんと「これからの小売を書店の現場から考える」をテーマにお話させていただくことになりました。

ちなみに山下さんには半年ほど前に私のコミュニティのイベントとして店舗見学ツアーをしていただいたこともあります。
その中で伺った店舗らしさを作るための棚づくりやイベントの考え方は、他の店舗でも参考になるポイントに溢れていました。

しかし店舗見学からたった半年の間に、店舗

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伝統から革新を生むために

伝統から革新を生むために

生き残るためには、変化し続けなければならない。この原理からはどんな事業体も逃れられない。
一時代を築いた大企業も、何百年も続く伝統産業も、絶えず変わりゆく時代に適応するための変化を求められている。

しかし規模が大きければ大きいほど、そして歴史が長ければ長いほど、変化のスピードは鈍る。

ステークホルダーが増え、ビジネスシステムは複雑になり、「安定」や「継続」を求める人の割合が高まっていくからだ。

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共感は「個人の物語」からはじまる

共感は「個人の物語」からはじまる

コンテンツには、「役に立つもの」と「役に立たないけれど愛されるもの」の2種類があると私は考えている。そして発信を苦手とする人の大半は、「役に立つもの」しか発信してはいけないと思い込んでいることによって自らハードルを上げすぎているように思う。

「役に立つもの」はたしかに根強い人気がある。誰でも簡単に成功する方法を知りたいのだし、情報が溢れている今、これを選ぶのが一番コスパがいいと教えてくれるコンテ

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大学で一番力をいれるべきなのは「勉強」である

大学で一番力をいれるべきなのは「勉強」である

大学は勉強をする場所である。当たり前すぎるほど当たり前のことだが、私は一に遊び二にバイト、単位なにそれおいしいの?いう調子で大学生活を送った元気な不良大学生であった。そもそも田舎の高校生だった私は受験の時点で「学位」の概念を持ち合わせておらず、偏差値と照らし合わせて入学できるかどうかで大学を選んだと言っても過言ではない。
大学で勉強する意味もよく理解していなかったし、大卒の資格を得ることによって就

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