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現場からは以上です。2nd

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「現場からは以上です。」マガジン内のnoteが100を超えたので、2ndマガジンを作りました。 「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、…
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2019年2月の記事一覧

成長は「直線」ではなく「循環」で考える

成長は「直線」ではなく「循環」で考える

世の中は、『成長を測る数字』で溢れている。

売上高、事業規模、販売個数に会員数、そして調達金額。

数え上げればキリがないけれど、数字が昨日より今日、今日より明日、とどんどん大きくなっていくことを私たちは成長だと思っている。

もちろん数字的に成長するのはとても重要なことだ。どんなにいいことをやっていても、少しだけしか提供できないのはもったいないし、規模が大きくなればこそ解決できることもある。

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数字の「意味」を見る

私が『数字の意味』を考えるようになったきっかけは二度あった。

一度目は、高校三年生のとき大学受験のために数学を猛勉強した時。二度目は、大学で管理会計を専攻したときだった。

私はもともと数学が大の苦手で、200点満点中2点という奇跡の点数をたたきだすなどなぜ理系クラスにいるのかわからないレベルだった。

ところが高校三年生で数学の担当になった先生が『数IAで100点とれないやつは人間じゃない!セ

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キャズムを超えるために必要な「新しさ」のアンラーン

キャズムを超えるために必要な「新しさ」のアンラーン

日頃新しいサービスやプロダクトに接することが多いのですが、ある程度成長すると必ず『キャズムをどう超えるか』という話になります。

イノベーター理論でいうアーリーアダプタまでは普及したけれど、マジョリティに移行するための溝(=キャズム)を超えられず、停滞してしまうサービスやプロダクトは山ほどあります。

私自身百貨店を辞めた後はずっとスタートアップ界隈にいるのでこの問題についてずっと考えてきたのです

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