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気になる単語の多言語表記リスト

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#フランス語

いろいろな言語でVIVANT―ヴィヴァン―

いろいろな言語でVIVANT―ヴィヴァン―

令和5年7月16日から放送開始されたTBS系列『日曜劇場』シリーズの一作『VIVANT』がいろいろ話題を読んでいます。
初回放送まで主軸のストーリーが明かされなかったため、いろいろな考察が出てきています。

『VIVANT』は本来、フランス語で“生きる者; 生ける, 活き活きとした; 現用の; 命のある”の意となっていてヴィヴァン[vi.vɑ̃]と読みます。
『VIVANT』本来のカタカナ語ではビ

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いろいろな言語でデビュー

4月5日はデビューの日で、4月6日ごろは入学式となっていて、4月は新年度などいろいろな始まりを象徴しています。

今回はいろいろな言語でデビューを取り上げます。

フランス語【DÉBUT】からの借用語日本語の〈デビュー〉や英語の〈debut〉はフランス語の末子音の無音化を反映した借用語となっていますが、多くの言語では末子音《-T》[-t ト]が発音される傾向となっています。
日本語における派生語の

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八分音符のクローシュとかぎのクローシェと四分音符のクロチェット

3月19日はミュージックの日で、3月20日は国連フランス語の日です。

イギリス英語とフランス語とで音符の名称で一部類似したものが見られます。

それはイギリス英語で四分音符《♩》の意の〈Crotchet〉[ˈkɹɒtʃ.ɪt クロチット]―フランス語では〈Noire〉[nwaːʁ ノワール]―とフランス語で八分音符《♪》の意の〈Croche〉[kʁɔːʃ クローシュ]―イギリス英語では〈Quav

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