見出し画像

【読書記録】大地の子

山崎豊子 著

実はまだ読み終えていないんだけど...長編なので途中経過。

6月頃からずっと読んでいるのに、なかなか読み進められずにいる。初めての感覚。

覚悟して読まないと。

山崎豊子さんといえば、社会派小説の巨匠と呼ばれ、綿密な取材をもとに小説を書いていたそう。

この壮絶な内容を取材したことを想像しただけで、とてつもない強さを感じる。


***

戦時中、日本から開拓団として中国へ渡った主人公:陸一心とその家族。

中国の地を耕しながら生活をしていたある日、開拓団は突然ソ連軍から攻撃を受けた。

当時7歳だった陸一心は、唯一幼い妹と共に命からがら逃げるが、生き別れてしまう。

そんな中、教師をしている中国人養父:陸徳志と出会って激動の時代を生き抜いていく.....という、中国残留孤児のお話。

***

戦時・戦後間もない頃の日中関係が見えてきて、とても重く苦しい。

たぶんこの本は、一度読んだらもう読めない。

でも読まなきゃいけない、知らなきゃいけないと思う。

ちょうど8月、この本に適した時期かな。

今こうやってのんびりコーヒーを飲めるって、すごく有り難い。


今日も平和な1日になーれ。

おしまい。



この記事が参加している募集

読んでいただきありがとうございます∞この広いネット世界で出会えた縁に感謝*