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8月。再開。


ふたたび

最後に記事を書いたのは、2022年の終わりらしい。
今年があと4ヶ月で終わるなんて信じられないくらい、1日が終わっていくのが早い。

再会。再開。
noteを再開しようと思った。ふと思った。
いろいろな人に出会うなかで、また深く話したいと思えるひとに再会したからだ。

自分のことで精一杯になっていた自分を振り返ると、
よく生きてたな。と思う。
別に辛かったとか、苦しかったとかそういうわけじゃなくて、
なんか、「確かに生きていた自分」をしっかり思い返すことができる。

インタビュー記事を書くことをまた再開しようと思っているけど、
日常で思ったことを書き記していくのもやってみたいなあと思っている。
止まっていたことが動き出すのは面白い。楽しい。
それと同時になぜか緊張がある。前の自分では、もうないから。だと思う。


2023年8月29日

春から渋谷に通っている。
昨日は帰りに、きれいな影を見た。
ビルとかマンションは、この時期に一番きれいに視える。
と、私は思っている。
秋が近づいている頃の西日が好きだから。
まっすぐ建っているはずのビルたちも、影になると
ぐにゃんと屈折をみせたり、きちんと自分のかたちを守ったりする。
かっこいい。

葉っぱが風に煽られて、図らず、裏を見せている。
葉っぱの裏を見るのが、なぜか好き。
おー。おー。自然も自然には逆らえないんだな。と、思った。

影とか葉っぱの裏とか、なんとなく見えてしまっても
全然受け入れられるもの。
人間もみんな、全部、受け入れられたらいいのに。と、思った。
だけどわたしも、みんなを受け入れることはできないし、きっと死ぬまでしないよな。
自然は美しいな、と感じ、人に造られたビルたちもまた、
自然のふりをして生きているように感じた。
長くそこに構えている建物とか、木とか、あたしをどんな気持ちで見てんだろ。
「こいつもあと150回ここを通ったら、いなくなるな。」
とか、100回とか100日とか、余裕で数えられるくらい心に余裕ありそう。
わたしの確かに生きている感覚って、おまえたちにはあるのか?

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