ヴィンテージ特有の、アレにハマりました…【特別なモノはありますか?】
特別なモノはありますか? _________
この一言から紡がれる、泥臭さ、拘り、愛。
あの人の特別はなんだろう?
あの子の特別を少しだけ覗いてみたい。
目には見えない特別も、あるかもしれない。
同世代の特別をクリアに、そして濃厚に伝えます。
今回は、ヴィンテージのアレに魅了された、
21歳大学生のsoutaさんへインタビュー。
“特別なモノ”
「ヴィンテージの背景って深い」
という言葉から始まった今回のインタビュー。
21歳のsoutaさんにとっての特別なモノは
“ヴィンテージのファッションアイテム”
たくさんの人の手に渡り、
時代そのものを吸収しているヴィンテージアイテムは、
21歳のsoutaさんよりも
長い時間を生きてきたものが多数ある。
彼が特別に思うヴィンテージアイテムの魅力は
経年変化からダイレクトに伝わる時間の流れ、
過去を肌で感じることへの新鮮さだという。
“思い入れのあるアイテム”
soutaさんにとって、ヴィンテージアイテムのなかでも
とくに思い入れのあるアイテムとは…
【年代物のChampion リバースウィーブ】
Championのリバースウィーブは、1934年にアスリートの着用服として誕生した。生地を横向きに使用することで、縦縮みを軽減。サイドのリブで横縮の防止と動きやすさを実現している。
(参考)championリバースウィーブ
championのリバースウィーブは、現行の商品なら
目にしたことがある人も少なくはないだろう。
現行と年代物のリバースウィーブ。その違いとは何なのか。
soutaさんが思い入れのあるアイテムとして、ヴィンテージのリバースウィーブを選ぶことには、面白いワケがあった。
ヴィンテージアイテムは、年代によってデザインや刺しゅうなどのディテール(服の細部)が異なるものが多く存在する。
リバースウィーブは、年代ごとにタグのデザインが全く異なるほか、タグの横幅に差があったり、文字が刺繍のものとプリントのものがあったりする。タグの他にも、混紡素材(繊維の割合)が年代別に異なる。
リバースウィーブに出会ったことでヴィンテージ特有の、「細部から年代を感じ取る」という楽しさをダイレクトに感じて、ヴィンテージアイテムに魅了され、沼にズブズブとはまっていったそう。今現在3着を所持しており、カッコよさにワクワクしながら着用しているという。
↑soutaさんのREVERSE WEAVE
“お店に行ったら必ずすること”
気になる商品は絶対に直接見たいというsoutaさん。
「結局は自己満だけど、
愛着が増すと大事に着たくなる。」
と、その楽しさを語ってくれました。
ヴィンテージを選ぶ際は、ディテールまでじっくり見て決めたい。だから必ずお店に行って、細かい部分まで店員さんに尋ねる。
アイテムに対する知識が増えると、着用するときのワクワクが倍増する。説明を聞きながら試着をすることによって、アイテムの背景を感じ取る。結局は自己満足だとしても、ワクワクを感じたり、アイテムと真剣にむきあって購入することを大切にしているという。
ついでに、レアものがあったら絶対に試着するそう。
着るだけタダですからね。ただ、着たら最後。
絶対に欲しくなるらしいので、そこだけ注意。
“ヴィンテージの背景と向き合う”
soutaさんが、ヴィンテージアイテムと向き合う時、
何を感じて何を大切にしているのか
深く語ってくれました。
自分が気になったアイテムが一体どれだけの人の手に渡ったのか。どれほどの年数を生きてきたのか。と考えながらsoutaさんはまず、試着をする。
それに加えて、経年変化から感じる前所有者のクセを見て取ることができる時もあるという。
試着をしながら店員さんとやり取りをする。そのなかで、アイテムが抱えている背景、そしてアイテムと出会えたという縁と向き合う。こうしてアイテムの背景としっかり向き合うことで、いい意味でボロく、カッコよく、どうつぶしていこうか考える。
「今度は自分が大切にしていこう。」と。新品から着用してカッコよくするのも楽しいけれど、やっぱり惹かれるのは、ヴィンテージだ。
“これだけは知ってほしい!ミリタリーの魅力”
「みんなに知ってほしいモノ、ありますか?」と
尋ねたところ、ヴィンテージミリタリーについて
語ってくれました。
soutaさんは、ミリタリーのアイテムに対する思い入れも強く、実際にM-51や、ecawacsなどを所有しているという。
ミリタリーのアイテムは、軍の用途に合わせてデザインが全く異なるため、種類が豊富である。当時の環境にあわせたものや、背景を感じ取れるものが多く存在するという。
ダイレクトに時代背景を感じたり、当時の情景を思いながら着用を楽しめるアイテムの一つであり、みんなに魅力を知ってほしいものだという。
「今日は何しよう。」
そんな日に、リバースウィーブや
ヴィンテージのミリタリーアイテムを
探しに行ってみるのはどうだろう。
店員さんに尋ねてみるのも良し。
購入前の試着は必須だ。
ドキッとするアイテムとの出会いや、
新しいワクワクを感じることができるかもしれない。
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