浦和パルコ15周年リニューアル | プロモーション・クリエイティブ・イベント事例
qutoriではコンセプト立案からクリエイティブ制作、イベントの企画や当日の運営まで、一気通貫で行っています。
15周年にあたり、新たな商業施設の構築を目指していた浦和パルコ。
既存のお客様に加え、近年増加するミレニアル世代（20〜30代）の主婦や転入したファミリー層を取り込む全方位型ビルとして更なる進化を目指す取り組みをサポートしました。
具体的には、
・フィールドワークに基づいたプロモーション戦略
・様々な媒体を通してテーマを届けるクリエイティブ
・大規模ポップアップの企画運営
を行い、浦和の街に新たな風を吹かせ、地域や世代を超えたマーケティングを実現しました。
■ 事業背景と目的について
駅周辺の開発と上野東京ラインの直通によってニューファミリーの移住が増加し、街のデモグラフィックが変わり目を迎えている浦和。
「ライフスタイルをトータルで提案する3世代対応の全方位型ビル」という以前のコンセプトを維持しながら、開業当時のターゲットであった「第一世代」に加えて、現在増加している「第二世代（＝2022年に35歳を迎える世代）」を取り込み、更なる進化のサポートを行いました。
【施策1】 風をテーマにしたプロモーション戦略
・ フィールドワーク
浦和の街に対してどのようにコミュニケーションをとっていくべきか？
ポップアップ情報メディアPOPAPに参加するブランド運営メンバーと浦和の街をフィールドワークをし、そこから持ち帰ったインサイトを元に素案を作成。
2021年秋から2022年に向けてリニューアルを重ね、1年間に渡る長期的なコミュニケーションを実施するにあたり、街の日常に寄り添う形での戦略を模索していきました。
参加者：
POPAP運営 加藤翼 | 株式会社qutori 社員
大津美穂 | 株式会社qutori インターン
POPAP参加クリエイター 土谷美咲 | Petal and Air 代表ディレクター
瀬戸山匠 | 株式会社ShareReGreen代表
溝端友輔 | 株式会社NOD 代表
守田篤史 | 株式会社ペーパーパレード 共同代表
・プロモーション戦略
コロナ禍であることや、15周年に対して街に何を語りかけるのかを意識しながら１年間ずっと使えるデザインエレメントを意識し、トーンやテイストを合わせ、風のメタファーを踏襲しつつイベントに合わせてアレンジできるプロモーション戦略を行いました。
【施策2】企画から制作まで一気通貫したクリエイティブ
・紙ポスター・サイネージ・広告
「進もう、風と」をコピーにビジュアルを考案し、企画から制作まで一気通貫して制作を行いました。秋リニューアルプロモーションでは、 紙ポスター・サイネージ・広告を掲出しました。
クリスマスに合わせプロモーションを行いました。
キービジュアルは紙媒体だけでなく、まちへ飛び出しサイネージやLPにも展開。
・特設サイト
特設サイトのデザインはテーマである「風」を意識しながら制作し、キービジュアルの撮影から実施。前に一歩進んでいくようなポジティブなビジュアルイメージに、「風」を感じられるようなモーションもつけました。
秋から冬にかけて時が進んでいくように、共通のモチーフを取り入れながらもクリスマスの雰囲気をデザインに落とし込みました。
・店舗内インスタレーション
リニューアルイベントをさらに盛り上げるため、浦和パルコ店内の広告や時計をモチーフにしたオブジェのインスタレーションも制作。
15周年に向けた1年間のプロモーション施策は、地域の方々やクリエイターを巻き込む大きな風となって浦和の街を駆け巡りました。
【施策3】 大規模ポップアップ『KAIDOU MARKET』のプロデュース
プロモーション活動と合わせて、さまざまなクリエイターを巻き込んだ大規模POPUPイベント『KAIDOU MARKET』のプロデュースを行いました。
・コンセプト企画
ポップアップストアでは「クリエイションの交差点をつくり 浦和の全ての人々へ 新しい場としてのPARCOを印象付ける」をテーマとし、中山道六十九次のうち江戸・日本橋から数えて3番目の宿場である浦和という街道の歴史の上に、縦長のスペースを街道と掛け合わせ『KAIDOU MARKET』と名付けました。
新しさを込めて、表記は英語に。かつての街道のようにクリエイターと人々が行き交って欲しいという思いが込められています。
・ ポップアップ企画・運営
ファッション、アート、フード、書籍、インテリアなど多様なジャンルのクリエイターが参加するマーケット形式でのポップアップを企画。
qutoriが運営するクリエイターコミュニティfeature brandと浦和コミュニティのブランドさんが共に店舗を並べることで、地域や世代を超えた交流が生まれる機会となりました。また、無人販売のポップアップでありながらも商品を手に取っていただく機会が多く、売り上げも好調でした。
当日の様子や出店クリエイターについてはこちらの記事をチェック：
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