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そこはかとない 心の隙間

本日のお話をさせていただきます。
合掌、なんまんだぶ、礼拝。
🙏🙏🙏

今回の「なもフレーズ」はこちらです。

そこはかとない 心の隙間
太陽が射してくるだろう

「愛の太陽」くるり

やる気が出ない。

実は一昨年、お仕事でちょっと色々ありまして。

何とか乗り越えたつもりでいたのですが、
以前と同じような、やる気が出ない。

今年度、本音を言うとリハビリ?の気持ちでお仕事と向き合っていました。

よかった、一年終えられそうです。

でも、どこかやる気が出ない。

妻にも、子供にも迷惑をかけてしまったなあとしみじみ。

どうしたものかな…と思い、ある方に全てを投げ出して相談しました。

これまでの経緯。
今年一年何とか頑張れたこと。
今辛いこと。

その方はご自身から投げかけることなく、
ただただ私の話を聞いてくれました。
ただただ。

相談後。

何だろう。

気持ちが晴れていることに気づきました。

え、どういうこと??

本当にそう思いました、

家でも、職場でも、一人でいる時でも、
どこか心に雲がかかっているような状態だったこれまで。

それが、晴れていたのです。心が。

振り返ってみました。

おそらく色々なことを溜め込んでいたんだろうな…と。
仕事柄、相談はしていたのですが、自分で決着させなければならない現実。
家族にもなかなか言えない内容。
気づいたら、自分で自分を追い込んでいる状況だったのでしょう。
本当に辛かった。

ポイントはここです。

辛いことに自分で気づいていなかった、ということ。

最終的には誰にも共感してもらえないんだ。
家族にも共感してもらえないんだ。
自分一人で抱えていくしかないんだ。

そんなモードになっていたのです。

自分が追い詰められていることに、
気づいているようで気づいていない。


ここです。

今回の「なもフレーズ」
「そこはかとない」
という言葉を辞書で調べてみました。

「そこはかとない」
どこがどうというのではなく、全体的にそう感じられるさま。

「明鏡国語辞典」

要するに、何となく、ということでしょうか。


生きるって、いろんなことがありますね。
楽しいこと、辛いこと、嬉しいこと、苦しいこと。

どちらかということ辛いこと、苦しいことが多いのかもしれません、

そんな日常に麻痺して、いつの間にか私たちは
「心の隙間」
を広げているのかもしれません。

そんな私の避けて通ることのできない事実。

仏さまはそんなことお見通しなのでしょう。

慈しむべき、悲しむべき私。

はたらきかけてくださる仏さまの対象は、
そんな私です。

日常に悩み苦しむ私です。

その事実を明らかにしてくださり、
そして慈しみ悲しんでくださるのが仏さま
なのでしょう。

それは正に、太陽が射してくるように。

事実を明らかにしてくださり、そして受け止めてくださる。


ある方に全てをお話しし、どこまでも共感してくださいました。
結果、また頑張ってみようという、やる気が出てきました。
ある方は、私の全てを受け入れてくれたのでしょう。
同時に私の辛さ苦しさに共感してくださったのでしょう。
その結果、やる気が出てきた

言い換えると、生きようと思った。

人は共感されることで、どんなことがあっても生きようという気持ちが湧いてくる。
「慈悲」ってもしかして…。

仏さまの教えのちょっと大事なところに触れた気がしました。

最後に一つ。
今、辛さ苦しさを感じているあなたへ。
溜めこむことをやめましょう。
誰でもいい、話をできる人に話をしてみましょう。
涙を流してもいいですよ、言葉が詰まってもいいですよ。
私もそうでしたから。
もし共感を得られた時には、何か変化が訪れるかもしれません。

決して万能なアドバイスではないけれど。
決して溜め込まないで。
大丈夫、大丈夫!


本日もお参りいただき、有難うございます。
合掌、なんまんだぶ、礼拝。
🙏🙏🙏


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