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チクタク歌集2

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愛も変わらずアコギで歌うております。
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#アコギ

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今を振り返り手を振る
遮光を繰り返し新たに
小さな靴は大きな足跡に
大きな夢は小さな光

今にも飛び立ちそうな
裸足のまま走りだした君に
まばたきを忘れて

帰らないと決めた朝も終わる
時間にも終わりがある事も終わる

今もその時は続いているのさ
君も永遠を感じ
まばたきを思い出す

時を超えて君のもとへ
あなたの七色の雨で濡れる
帰りを待って虹をつくる
水たまりに空が笑う

今にも飛び立ちそうな

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佇む

チクタク

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消えない間に声をリサーチ
飽きがくる前に冬をサバイバ
光 写す冬の影は
炎のように揺れていました

ただただ佇む不意に

幕が降りた埃っぽい町を
朝が来るまで歩き続け

ただただ佇む不意に
まだまだ抗う先に

そのまま擬宝珠の午後 何を見てるの
そのまま擬宝珠の午後 朝を待てずに

ただただ佇む不意に

そのまま擬宝珠の午後 何を見てるの
そのまま擬宝珠の午後 朝を待てずに


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外と中

チクタク

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夜明け前 カゴの中 鳥が歌う
陽射しから 眼差し逸らさず
鷹揚に 見つめ空 海の中

雨色流れて靴をなくした
天色降りて空をなくした

夜明け前 カゴの外 夜の海
届かない そんな時も うなづけと
鷹揚に 見つめ夜 海の中

瓶覗溢れて全部飲みこむ
瓶覗は涸れて果てをなくした

悠悠閑閑 夜明け


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心が服を着る 寂しさ感じて
瞳が光を拒む 眩しさ感じて
影を見つけては踏みに行く昼下がり
笑い声が聞こえては消えて消えて消えて

きみの名を呼んでさよならの前に
きみの名を呼んで呼んで

起き上がることはしんどいこと
寝たままでも同じことだと思うよ
ゴールなんてゴールなんてもっと遠く
ゴールなんてゴールなんて消えてしまえ

きみの名を呼んでさよならの前に
きみの名を呼んで呼んで


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チクタク

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愛と歌歌う暦の上
糸のない恋の歌
影のない夕暮れ
嘘が歌歌う暦の上
季節が色を失う
消しても逃げようもない
寄り添う夢の中でも
絡みあう糸の中で
戀が語り出した
寄り添う夢の中でも
絡みあう糸の中で
戀が語り出した


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#オリジナル #弾き語り #音楽 #original #mu

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ハウロウ 非と仮の住人
世迷い言 繰り返して
ハウロウ 人狩りの住人
罠を張り巡らし
運命仰ぐ 逃げようもないこと
声が淀む 悲しくもなるよ
ハウロウ 非と仮の住人
迷路なんて まぼろし
ハウロウ 人狩りの住人
次は誰の番だろう
刹那の旅 途切れ途切れ途切れ
目が泳ぐ 泳げやしないのに
閉じたくもなるよ
ハウロウ 非と仮の住人
ハウロウ ハウロウ


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・著

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等しい

チクタク

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驕る人形劇を見て
的の中の黒い蝿に
矢も避ける程
嫌になるけど明日は
愛して 止めどなく
恋して 止まることなく
雨は君とともに濡れる
愛して

問いに声かけ座り込む
辺りの景色はないに等しい
少しの間 とは
閃光 待つ 間
壊して 迷うことなく
尽くして 躊躇う事なく
神は君が創り出せよ
愛として


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南へと

チクタク

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南へと迂回と知りながら
かきこわした傷は癒えたかな
真夏の黄色い光の中
流した汗は海の味
何度も流した
明け暮れと過ぎる針の音
しらんぷり とぼける一人称
心地よい風を待ちながら
流れた思い出の中には
君の面影
南へと迂回と知りながら
眠りへと導いたのは君


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#オリジナル #弾

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蛇の足音

チクタク

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霧雲でぼかした未来の匂い
疎雨を言い訳にマヤカシの匂い
雨と土の香りの記憶
水琴に耳澄まし
蛇の足音 鳴りやんだ

氷と磨りガラス サイダーの香り
木のドアと鈴音 コーヒーの香り
黄ばんだフィルム遮断機の音
誇りまみれ 過去はどこ
雨と土の香りの記憶
水琴に耳澄まし
蛇の足音 鳴りやんだ


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チクタク

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テレビの中 九官鳥が鳴いている
クソと書き込めばレ点チェックされる時代に
投げた槍を見失い頭の上に
禿鷹の群れそこにいた奴は食われた

ロックなスターは今の中に埋もれてる

マネキンの前でお賽銭入れてる
今年流行りの色はこれで決まりなんだとか
笑わせるつもりが笑われてる事に
いつの間にか慣れたきてしまったよ

ロックなスターは今の中に埋もれてる

ロックなスターは夢の中で溺れてる

MV 「may

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毎日を君の毎日を
木漏れ日色の灯りに包まれますように
毎日を君の毎日を
他愛ない窮屈な日々が過ぎ去りますように

波間を行き交う
孤独な鳥は静かに歌う

毎日を君の毎日を
膨らんだ心で高く飛べますように

狭間の影に隠れて
孤独な鳥は静かに歌う

色をもたない鳥の瞳に映るものは
果てまで見えない空の空を見ていた
その嘴は届かないと知ってもなお
果てまで見えない空の空を見ていた

孤独な鳥は静かに

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並行世界

チクタク

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文字そのものというより
そのヘルツが伝わりまた
紡ぎ揺らぎ語らい未来は来来
つまみ食いから八分目まで
いつのまにか迷い込んでは
出口をわざと間違えては君と笑笑

できるだけ近くで見ていたいけど
その並行世界では叶わないことも
あると知るんだ

ふと撫でた風に感じる違和感に少し
懐かしさと記憶の砂嵐に苛苛

存在しないとしても愛だけは
この並行世界では交わらないことも
でもできるだけ近くで見ていたい

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藍色

チクタク

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ひとつふたつみっつ数え
俺の周りが変わりはじめ
近くに見えていた事さえ
ぼやけてきてしまいました

藍色に染まったのはいつのことでしょう
雲の中の光が彷徨う
窓辺に寄り添い思い馳せる
今日も陽は落ちた

ひとつふたつみっつこぼれ
君の目線の向く方に
歯がゆさを感じながら
心の火をそっと消した

藍色に染まったのはいつのことでしょう
同じ目線になれないことも
白紙のままで終わるそれでも
今日も夜は明

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今 向かい合う角は等しく見えるかい
その 歪みは心にあると思うかい
いつだって愛しているのさずっと変わらず

まだ 知りたいことは山ほどあるけど
でも 限られた生は等しく見えるかい
どうしたって最後は笑うようにできてるんだ
これからだってもっと同じこと言うのさ
ずっと変わらず
いつだって愛しているのさずっと変わらず


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