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チクタク歌集

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またね

チクタク

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低音の耳鳴りが 奥に沈んでく
低温火傷のように大概気づかない

淡い思い出を 海に浸して
蒸発させる 深く吸い込むそして

甘い甘い歌でも聴いて
苦い苦い珈琲でも淹れて
彼方の雲に登り見上げよう
星の見えない空を

葉桜に願いを 色んな色つけて
描いてみよう 君は何色?

ただ窪んだ 水たまりに
真っ青な空が 笑って揺れてる

青い青い空でも仰いで
赤い赤い夕陽に心のこりを
さよならまたねと君は消

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ensemble

チクタク

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目で追って手を振って眺めては消えた
空の旅 繰り返す度に忘れる
ensemble gone in the sky

編み出した螺旋 解いて踊る言葉
読んでみては 楽しそうに…そうでもないか
ensemble gone in the sky

手を広げた 飛べそうな気がした
叫んでみた 空が割れた
ensemble gone in the sky

雲を吸った 水色に染まった
ひとりの鳥が 雲をつく

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赤と黒

チクタク

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おやすみなさい 蝙蝠が言う
赤い夜に 浮かんだ愛憎
高いところから そのスピードで
音なく走る 黒い雷

上見ても何も見えない
光なければ私には見えない
赤い夜に包まれた君が
消えてしまいそうだ

赤と黒の世界 漂う刃

下を見て足を前に
光がない時はそうして

喉を潰してでも 君を見つける
赤と黒の 愛憎の中から

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人雫

チクタク

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改札 くぐる 人混み 紛れる
位置 命 糸 空から
垂れる それに 群れる 無数の手
掻き分けて 君の手探す
夢幻 果てに 揺れる 波は
海に 帰る 僕を 置いて
地平線 沈む 光 飲み込んで 黒い砂漠

人雫ってこんな感じで
降りそそぐ 今知ったよ
君は涙がよく似合う 悲しい顔なのにさ
僕は今にも溺れそうだ
愛はこんなにも息苦しい
だから泳ごうと思ったんだ
まだ何もはじまってない
歩くその中に

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幽遠

チクタク

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星を降らせと 夜を見上げる
揺れているのは 君の心だよ

雨を降らせと 水の粒を投げる
雲ができるのは 君の溜息のせい

幽遠に咲いてよ 淡い青の夢

憧れとも違う 暖色の景色は
恋心にも似た 暖かさを

幽遠に咲いてよ 淡い青の夢

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#オリジナル #アコギ #弾き語り #作詞 #

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誘う

チクタク

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春誘う 匂い運ぶ 風が揺れる 踊ろう
足跡確かめやすく 月は照らしているよ

寂しさは誰しも 感じるもので
感じる事は 愛するという事

あなたを思いだす 春誘う風が
匂いを包んで 揺れる緑 そして青

知りえないこと 誰も開けるまでは
この言葉だけは 大事に持っておいてね

あなたを思いだす 春誘う風が
匂いを包んで 揺れる緑
夜空の三角 奏でる音色
月に腰かけ歌う君を描く

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felt

チクタク

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日が落ちて 夜になれば 見えない糸電話を
心に繋げて 帰らない言葉を投げる
元気ですか?なんてたわいもない事を言って
自笑気味に笑ってる そんな日々です

君はfelt 僕のお守り
君はfelt 僕のすべて

それは今では、もう言葉にならないから
絵として心に刻む 奇跡は毎日のように
人は繰り返す だけど気付けないでいるだけでしょう
僕もそうだと思う 思う事は気付きでもあるけど

君はfelt

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斜陽

チクタク

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月が頷き日が遡る
伸びた影を追いかけ坂登る
登りきった町を見下ろし
裸足のままで下ってく
雨上がりの草とアスファルト
匂いが混じり息苦しい
脈打つコドウ 足早に蝉の声に重なった
ルルル…
ちょっとだけ鉄の味が
口の中に広がりはじめた
もれだした木漏れ日が
細い目をさらに細くした
汗ばむ体やたらと気持ちの良い夏の夕暮れ
青と白の水玉が見ろとばかりに鮮やかに
ルルル…
同じ空の下 君の声がした
吹き抜

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tonight

チクタク

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寝付けない夜は銀河に乗り
窓からの景色 目に写す
写真のように止まった時間
君が向けるレンズの先

tonightあまりにも長い
tonightあまりにも早い

ボタンの外れたシャツ
どうにも首だけ寒く
季節外れのマフラーを
言葉を遮るように巻く

tonightあまりにも長い
tonightあまりにも早い
tonight pick you up
tonight

君までの長い沈黙も
僕の長い溜息

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濡れた髪のまま街に出る 乾くまでの間だけ
仄かな香りが君と 歩いた時に戻る
他に何もいらないなんて
言うもんじゃないよ
目に沁みてなんだか 泣けてきたよ

上みよう 転けたって ぶつかったって
かまわないよ 果てない旅に
君という宇宙の中で

星霧の中で揺れる声に呼ばれ
星河を渡りここまで来たのに
君は星屑になってしまった

上みよう 転けたって ぶつかったて
かまわないよ 果てない旅に
君とい

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70億

チクタク

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夜の声 たよりに 穴の開いた空から
もれる光 あてにして 境界線 立ち竦む

無数の足 行く手阻む 風と雨が100年かけ
つくる緑 ただあなたは 燃やすだけ 灰にする

メランコリーはそばにいる
足音たてずに ずっと
鳴り止まないサイレン
海の上彷徨う

沈む体 心拍数 うもれる声 くいしばる
水もれの ポタポタが 酸化誘い サビて行く

メランコリーはそばにいる
足音たてずにずっと
鳴り止まな

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愛は不変いや普遍かもとか
言ってみたり 絵空を書いて
虹をかける その術を知る為に
足掻いて泣いて働いて眠る

悩みも迷いも恋も夢も
手に入れた時には終わっている
たいしたもんじゃない
たいていは忘れる 忘れる

ウェルギリウスは言ってたよ
生きる限りは歌いながら
道はそれだけで退屈じゃないって

君が進むから
道は違うけど
子の刻でまた会おう
時計はまわる

ウェルギリウスは言ってたよ
生き

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For my life

チクタク

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海のほとりで 揺れながら
月夜に浮かぶ 月を見ていた

まるであなたのよう青黒く漂う
まるく光る 涙の波紋

手を振るあなたを見送り
わたしは深くうなだれた
まるで砂の城が音もたてず崩れてゆく

笑い返すあなたの顔は淋しさが滲んでいて
わたしは目を逸らすだから祈ったんだ
神様、本当に図々しいけど
これだけは叶えて欲しい そのかわりに

If Mr jin is there please prot

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raven

チクタク

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raven
夜を撒き散らして踊れ
ミッドナイトなフィードバック
嫌われようが∞の字かけよ
飛べなくなっても地を這うよ

raven

光る物はもらって行くよ
俺は闇そのものだから
腹が減ったらなんでも食べて
あんたらが捨てたもんを掃除する

raven

闇夜に光る声なき声を
救いあげることでしか
道はないよ言ってるよ
いい奴なんだか どっち

raven…

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