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卒園アルバム作成3 原稿づくり

前回のnoteでは、作成スケジュールの作成と写真などの素材集めについてまとめました。

今回は、印刷用原稿を初めて作る私が使ったツールなど、原稿作りについて振り返って行こうと思います。

制作ツール:Pixelmator

私はPhotoshopやIllustratorといった本格的なソフトを持っていなかったのとそれらは高かったので、2つに比べると安価な、Pixelmatorというペイントソフトを購入して作成に当たりました。

Pixelmatorは、初心者の私でも少し使っていれば、なんとなくな原稿が作れるぐらい、ハードルが低いツールで、これから画像編集や原稿作成を始めてみる方におすすめです。
私はまずテストも兼ねて、我が子の個人ページを1ページ作ってみました。トリミング、色調整、文字入力など基本的な操作は、マニュアルを見ることなく、作っていく中で覚えることができました(未だに覆い焼き・焼き込みとかは分かりません)。

そしてPixelmatorの中でもお世話になったツール(機能)は「修復(repair)ツール」です。空にかかった電線を自然な感じで消すことができるようなツールなのですが、これを先生方の紹介ページで多用しました。とにかく先生が一人で写っている写真があまりなく、誰かの頭や手が先生の顔・首にかけてかかっているのです。自然な感じの顔写真になるよう、この修復ツールを駆使しました。

※ちなみに私のようにPDF入稿を選択すると、PowerPointをつかった原稿作成も可能ですが、あえてお金を払ってペイントソフトを使ったのは、ひとえにレイヤー機能を使いたかったためです。写真を入れたいスペースに図形を入れ込んでおき、素材が来たときにその図形で写真をトリミングする事もレイヤーなら簡単。レイヤー大好き。

本格的に作成する前に、サンプルページへの評価コメントをもらいたい

練習も兼ねて個人ページのサンプルを作った私ですが、合わせてイベントページと先生からのコメントページのサンプルページも作りました。これはツールの練習のためではなく、他の保護者の方に私の作成テイスト・技術レベルを伝えておくためでした。アルバムが出来上がって初めてみたら、全然イメージと違った!ショック!という状況を避けたかったのです。そこで、作成したサンプルページを「要望や作成アイディアがあれば●日までに教えて下さい」というお願いとともに、学年のメーリングリストに流しました。

結果としてこのアクションを、本番作成前に取ったことはとても良かったと思います。

メリット
・デコレーションアイディアをもらえた。新たに素材確保が必要だったけど、時期が早かったので実現できた。
・個人ページのイメージがみんなに伝わったのか、こどもが大きすぎもなく小さすぎもない、ちょうどいいサイズで写ってる良い写真が集まった。
・ほめてもらった!結果、作成のモチベーションがあがった。

作成のイメージにもGOをもらい、ツールの使い方もなんとなくは習得した。そうしたらあとはひたすらに作るだけです。

年間計画のスケジュールを確認しながら、素材の確保を確実に行い、黙々と作成していく時間はとても楽しかった(でも締切は苦しかった)思い出です。

一つだけ、作成前に確認しておけばよかったと思うこと

印刷原稿を作成したことがある方なら常識なのかもしれませんが、初めての原稿作りだったため、原稿のどこまでが印刷範囲になるのか、を業者さんに明確に確認しておけばよかった、というのが振り返って思うことです。

作成ガイドに「原稿はここまでにおさめてくださいね」という説明書きは載っているのですが、それは余裕を持ったスペース(端から10mm)が示されていたということを、印刷前の最終チェックで知ったのです。結局ギリギリはどこ?ときくと、裁断で多少のズレはでてしまうけど、2、3mmが目安とのこと(依頼した印刷会社の場合)。

※印刷範囲は端から10mmより内側と想定してページ番号の配置をしていたのですが、端から2,3mmの範囲まで印刷されるとなると、当初デザインはだいぶ間延びした感じになってしまい、納品間際に70ページ近くを修正することになりました。。。


概ね順調に原稿作り完了

印刷範囲については私の無知もあり、納品間際に原稿修正することになってしまいましたが、その他の原稿作成については、大きな問題もなく淡々と進めることができました。

きっと
・年間計画を余裕のあるときに考えられたこと
・それを早い段階で周知できたこと
・計画にも大きな変更がなかったこと
・サンプルページを示せたことで原稿の合意形成も早くできていたこと
が良かったのかな、と思います。

納品も、ホームページに掲載されている手順通りに順調に進み、無事に入稿が終わったのは4月上旬でした。卒園式が3月中旬だったので、そこからの最終作成は卒園・入学イベントともに頑張りました。

入稿してしまったら、あとは納品と配布して完了です。次回は最後の配布について、振り返ります。

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