マガジンのカバー画像

お気に入り美術館

462
みなさんの記事を自己流で集めるお気に入り集。
運営しているクリエイター

#英語

美しきウクライナ

人口4,400万人の民主主義国であるウクライナは、昨年30年の独立を祝いました。若い国のように思えるかもしれないが、千年の歴史があります。 それが実際にどのような素晴らしい土地であるか、以下はインターネットからの美しい、息をのむような風景や建物の写真です。 <愛のトンネル>というおとぎ話のような雰囲気の観光名所は、大部分を周囲の木でアーチ状に囲まれ、長さは約5キロメートル、デートスポットとして人気があります。 所在地: Klevan', Rivne Oblast, ウクラ

グーグル・ストリートビューを見て描いた日本のかわいい家

世界中の道路沿いの風景をパノラマ写真で提供するGoogleストリートビューは、2007年に開始されました。 今から約15年前にオーストラリア人の若者をホームステイで我が家に預かったことがありました。ある時その彼が携帯画面で自宅を見せてくれました。あまり鮮明な画像ではなかったけれど、山の中にポツンと立つ大きな一軒家でした。 わーっ、こんな大自然に囲まれているおうち!それを上空から撮影されたことも画期的!と感心した覚えがあります。 今になって思えばグーグルがストリートビュー

アボカド・アート

私はアボカドが大好きで、きのうは無性に食べたくなり買物ついでに西友で2個買いました。 食べ方はいつも簡単で、半分に割って種つきの方をラップして残し、先ずは半分を適当にスライスしてドレッシングをちょっぴりかけてむしゃむしゃ食べます。 そんな私が驚いたのはイタリア人のダニエレさんがなんと、アボカドから作る複雑で細かくて美しい彫刻! この方のFacebookを見ると、そもそもあらゆる種類の食品からアートワークを作成してるようなのですが、アボカドって剥いたらすぐに食べないと変色

廃墟へようこそ

誰も覚えていないくらい長い間を人間がいなかった場所は不気味ですが、息をのむような何かがあったりもします。 しかしますます都市化が進む世界、そんな場所はあまり残っていません。 時間が止まったままで昨日も明日も存在しない不思議な廃墟。 私は以前にもいろいろな廃墟を取り上げてnoteに投稿したことがあるのですが、何せ過去記事が多すぎてすぐに取り出せません。時間を見つけてマイページをそのうち整理しなくちゃね。 さて、手つかずのままにしておくと自然はそこにあるすべてのものを飲み

美しき廃墟

「廃墟の美 / Abandoned Beauties」というフェイスブックのサイトには、古くてほぼ忘れ去られた美しい建物の画像が集められています。 このサイトで気づくのは、ほとんどの写真の撮影者が建物の正確な場所についての詳細を書き残してはいないということです。 建造物や場所を破壊行為から保護するために、明らかに意図的にそうしているのでしょう。 なぜなら、もし興味を持った人たちがその場所にどっと押し寄せてきた場合、そこで注意深く振る舞える訪問者もいれば、故意か偶然に散ら

ドローン写真賞2021の優秀作品

2021年度のドローン・フォト・アワードには102カ国から数万枚の画像が集まりました。 コンテストは8つのカテゴリーに分かれ、各部門ごとの受賞作や総合優勝作品が、イタリアのシエナで10月末から12月初めまで開催される「Above Us Only Sky」展に展示されます。 「雲南省・元陽の雄大な棚田(多依樹)」by R. Tian、抽象部門の傑作 ヘッダー画像は、稲作の棚田で有名な多依樹の壮大な空中写真です。 棚田に注がれる水は大地の色と空の雲と融合し、表面で生成され

September rain

September has come after summer has gone. photo & words by なおみ

人類がいなくなった後の世界を描く

21世紀前半の地球から人類が完全にいなくなったらどうなるのだろうか? まるで終末論的な新しいハリウッド映画のようだ。しかし、クリス・モーリンさんの絵からは不思議なくらい悲愴感が感じられない。 作品を続けざまに眺めていくにつれ、ああ、そうなのか、やっぱり・・と妙に納得してしまう。いずれ全世界はマヤ文明やアンコールワットのようになるということなのね。 でも彼の作品の世界から消滅したのは人類だけで、馬やシカや鳥の群れ、美しい羽を広げる孔雀や長い首のキリンまで、イキイキとそこにい

SNSで話題の「世界の美しい建築」#8

SNSで話題の「世界の美しい建築」というテーマの連続投稿は3月31日付のこれ👇から始まり、おかげさまでどの記事も好評で、皆さまからたくさんのスキと、NOTEからコングラボードもいただきました。ありがとうございます。 気になっている残りの建物もご紹介したいが、次々と続けて投稿したので今までタイトルの番号付けもいい加減でした。そこで記事を集めて整列させ順番に番号をふって、Now, I’m ready! 準備オッケーです。 今回のは、ファンタジーを感じさせる一戸建てをいくつか入

SNSで話題の世界の美しい建築 #5「城」

上のヘッダー写真ノイシュヴァンシュタイン城と下の画像ホーエンツォレルン城は、お城の多いドイツの中でも共に3大美城・3大名城に名を連ねています。 山の頂にそびえたつ天空の城とも呼ばれる後者は日本ではあまり知られていませんが、博物館として公開されているので城内を見学できます。 車で登って上の駐車場に止めるにも何と曲がりくねった道でしょうか。敵が攻めてきたら防衛しやすかったかもしれないですが。 ドイツ、バイエルン州のノイシュヴァンシュタイン城。ディズニーランドの「眠れる森の美

イースターに作るアイシングクッキー

昨年はさびしいイースターという記事を投稿しましたが、あれからあっという間に1年、今年もまた春のイースターがやってきました。 ヘッダー画像はわが Sugargemcookies USA のパティシェなっちゃんが作ったイースター用のたまごのクッキーです。👆 純白のたまごクッキーも。👇 オトナはどなたも「食べるのがもったいないわ」とおっしゃいますが、お子さんにかかるとあっという間になくなります。 こんなご時世ですから相変わらずオーダー販売しかやっていませんが、2月には「Zoo

SNSで話題の建築 #3「岩石の存在感が大きい」

ヘッダー写真は、ベトナム中部ダナン近郊のバーナーヒルズ(Ba Na Hills)に 2018年6月にできた「ゴールデンブリッジ(Golden Bridge)」です。 神を表現した2つの巨大な手に支えられている全長150メートルの黄金色の橋は、ダナンの新名所として人気です。 今回は、コンクリートや岩石の存在感が大きい!と思う建築物を拾ってみました。 スペインのアンダルシア地方にはミハスやフリヒリアナなど白い壁の家が立ち並ぶ村がたくさんあります。セテニル・デ・ラス・ボデガス

SNSで話題の「世界の美しい建築」#2

ダ・ヴインチがデザインした螺旋階段: 万能の天才といわれるレオナルド・ダ・ヴィンチは、驚くほど多岐にわたる分野で業績を残しており、建築もそのひとつです。 フランスのロワール地方にあるシャンポール城は、彼が発明したといわれる登りと下りの人が会わないようにしたアイデアの二重螺旋階段があることで知られています。 しかし、最近ではラ・ロシュフコー城にも彼がデザインした美しい階段があると、海外掲示板で話題になりました。それがこちら 👇 500年も昔にこんな凝ったデザインの階段を作

東京国際写真賞から~自然を撮った優秀作 (5) by 日本人

ヘッダーや下2つの画像は、2014年から海外で富士山の写真を発表し続け、富士山写真家として国内外で活躍するナカザワ タカシさんの作品です。 米ナショナル・ジオグラフィーの Traveler 誌2018年6/7月号表紙に採用されたり、世界中のフォトコンで受賞歴が多数あり、最近日本のメディアでも数多くとりあげられている写真家さんです。 シルキー・ハット: 雲が晴れると、絹のような帽子をかぶった富士山がありました。 赤いレンズ雲: 昼と夜の間に現れた絶景 日本のミニマリズム