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Shakespeare on Film 映画のシェークスピアの授業は大好き:)1

今日から、私が大学で学んだことも色々書いていきたいと思います。(実は荷造りをしていて紙ノートを持って帰れそうにない・・・という理由ですがw)

私の大学にはシェークスピアオンフィルムという楽しい授業があります。シェークスピアやそれに関わる映画を見て、感じたことや思い、考えなどを共有するのですが、いやまたその教授S先生が本当にシェークスピアに詳しく、私もシェークスピア様大大大好きになりました!いつか日本かアメリカでみんなにわかりやすいシェークスピアの舞台を企画しますのでよろしくお願いしますね!


まず授業ではよく教授が interpretation (解釈)という言葉を使用していました。 意味は、What expect this script. What is the meaning of this play? (台本やこの劇の持つ意味は何だろう)とのことです。

S教授は本当に熱心で色々導入では教えてくれました。シェークスピア様の歴史の長いことの説明や、色々な発明はまだ最近されたばかりとのこと。例えば、写真などはたった150年前のことだからきちんと歴史を学ぶべしとおっしゃっておりました。

初めてのシェークスピアの映画は1829年のリア・バムトゥリーというかたのKing Johnでございます。

シェークスピアの作品の著作権も全てフリーなので、みんなが挑戦できる、そして素晴らしい内容の作品なのです。(シェークスピアって本当面白いし、すごいですね)

英語のシェークスピアはアメリカ人(英語のスピーカー達ですが)も唸るほどかなり難しいですPoetyとProseの違いを見て見ましょう。Poetryはin verse=structureで厳しいルールを所持しています。タタンタタンといったIAMBIC PENTAMETER というセリフの読み方のリズムがあります。これが難しい。。。英語のシラブルなどを意識して発声しないとできません。かの有名な、To be or not to be that is the question...もbe, be, question にストレスを持ってくるのですが、難しい。しまいにはSpeak by the image!We can follow the sound. と言われました。Proseは散文という意味です。構造はpoetryのようですが、自由な形をしています。そして厳しいルールはありません。短かったり、一文ずつ表される傾向にあります。

さあ、全ての演劇は初めの10分が本当に難しいと言われています。どのようにお客様を演劇の冒険へ誘うのか。これが私たちの仕事です。

全ての演劇にはキャラクター同士のpower structure (力関係)が存在します。例えば、かの有名なロミジュリ(Romeo and Juliet), RomeoもJulietもティーンエイジャーですよね。Julietは13歳ですよ?Romeoさん犯罪かもしれないんですw。彼らは子どもなので、両親や親族たちとの大人ー子どもという力構造が存在します。そして、そこから逆らうことのできない大きな問題にも繋がっていきます。力構造って物語を色濃くしますね(怖い)。

教授はDramatis Personae=People of the drama. と言い、Everyone has it と言っていました。おすすめのシェークスピア台本はFolger(フォルジャー)です。シェークスピアの台本では最も有名な会社ですし、スカラシップもあるそうですよ。一番のおすすめの理由は、ノートの右面に台本、左面にはそのページの難しい語句の意味や説明、解説が載っているためです!

Induction scene(初期イギリス演劇の序幕)
これはシーンの導入(=Introduction Scene)でした。しかし、たくさんのシーンはカットされていたようですが。昔、パキューシオ役の酔っ払った俳優がお客さんに食べ物を頼んでいたりしたようです。これは、100%Improvisation theatre(即興劇)です。Super originalyと言っていました。今ではなかなか考えにくいことですね!

さあ次はComedy(喜劇)とFarce(笑劇)の違いを見てみましょう。Comedyは常にキャラクターの必要なことに注目がいきますがFarceは例えばドアがしまっていてキャラクターがどうすれば脱出できるのかわからないといったシチュエーションです。S教授は個人的にはComedyの方が難しいと言っていました。

初日の授業では、サイレントフィルムを見ました。それが非常に面白いです。A Brief History of photographyやhistory of movies in 3 minutes/ Fun facts and history for kids をYoutubeで見ましたが、面白かったです。

”Play on! Shakespeare in Silent Filmも勉強になると思います。サイレントフィルム(無声映画)は声を出すことがない分、感情表現が身体や描写に現れ、非常に理解しやすい構造になっています。このサイレントフィルムの方法を利用すると、映画の評価をしたいときは、Muteにして映像を見るのはかなり効果的なんですよ!

今回もありがとうございました!スキやフォローしてもらえたらとっても嬉しいです:)


きゅみ

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