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利休百首に学ぶ

こんばんは。
今、「百人一首」ならぬ「利休百首」を読み返しています。

利休百首とは、茶の湯の教えを31字の和歌にまとめたもので、全部で100の教えがあります。

お茶のお稽古では、この100首を暗記したり、歌が書かれた扇子を使っている方も多いと思います。

扇子


お点前をするコツをうたにしたものもたくさんあるのですが、茶道に限らず、よくよく読むと、生きる上でも通じることも詠まれています。

今日、心に刺さったうたがこちらです。

ならひつつ見てこそ習へ習はずに よしあしいふは愚なりけり

利休百首2

これは物事の良し悪しを言うのはたやすくできても、それを実際に自分でやるとなると、そう簡単にできるものではないという教えです。

やりもしないで、分かったようなことを言うべからず。
お茶の稽古に限らず、もっといろんな場面でもいえることだと思います。
私自身も^^;

他にも少しずつご紹介していければと思います。

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