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師弟関係と旅心(フクザツ)

こんばんは。
今日は「10年に一度の最強寒波」の到来を理由に、終業早々帰宅しました。

この週末はある初釜に参加するため、お茶の先生と京都へ行ってきます。
また、前日には東京駅の近くで仕事があるので、前日は休んで翌日に備えるべく、駅の近くに宿を取りました。

この初釜には年末から参加することを決めていたのですが、今の今更ながら、旅の計画を立てています。
そう、行程表などはすべて弟子の私のお仕事です。

これまで先生が「行きたい」とおっしゃっていたあのお寺、家元好みのこのお店……。茶の湯関連の企画展にも足を運びたいし、他の寺院での初釜にも参加したい。
とりえず気になるスポットを見つけたら、Googleマップ上にフラグを立ててチェック。そしたらフラグが結構すごいことになりました。
もちろん、全部行こうとしたら、2日(実質は土曜日の夕方と日曜の午前)では全然、足りません。

ここは選択と集中。以前、先生が冬の嵐山と伏見稲荷大社に行きたいとおっしゃっていたので、とりあえずプランを2つ作成中です。

あぁ、旅自体は楽しいはずなのに、時々、「なんで私だけこんなに準備を頑張らなくちゃいけないの」と思ってしまいます。
私は多分、グループ行動や共同作業が苦手で、作業量のバランスに偏りがあったりするといら立ちを感じることがあります。
それに先生と出かけると、朝食やチケット代等、何かと私の出費が重なります。
今、この「なんで私だけ……」の感覚が少しむくむく湧きはじめていて、もやもやしています。

といっても、みんなそれぞれ頑張って生きていることは分かっているつもり。
先生こそ若い頃は目上の方のお世話(失礼)でかなりの苦労、出費をなさった話を何度も耳にするのだけど。
私のお稽古の社中には、どんなに面倒な仕事も喜んで引き受ける人がいて、すごいなぁと思うのだけど。
(負のスパイラル)

こういう時の解決策はただひとつ。
自分を抑え込まず、やりたいこともやる。

先生の顔色を窺って、これまでは行きから帰りまで先生と行動を共にしてきましたが、京都滞在は貴重です。
私は多趣味なので、旅に出たらご当地を走りたいし、ワイナリーがあれば少し遠くとも足を運んでみたい派です。

思い切って、先生とは帰りの途中で解散し(て1日長く滞在し)たいと話してみよう。
優雅でいいわねぇ、休みが取れてうらやましいわときっと言われると思うけど、今このフェーズを乗り越えないと、この先、よい先生・よい大人?になれない気がします。

それにしても、あぁ、私って小さいなぁ……。
もやもや日記失礼しました。今夜は早めに休もう。

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