ビビド

洋楽も邦楽も大事です。

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最近の記事

TAIKING 新譜

  タイキングがニューシングルとなる「Footprint(feat.YONCE)」をリリースした。  リリースされる6日程前からサチモスが立ち上げたレーベル会社F.C.L.S.が、Xのアカウントにカウントダウンとして日付と共にマイクスタンドや、タイキングの象徴とも言える白色のストラト、そしてヨンスらしき人物のシルエット画像を立て続けにツイートをし、「お、もしかしてサチモスの活動再開か?」と思わせたが、当日発表された内容は、約三年ぶりとなるタイキングとヨンスのコラボ曲発表だっ

    • Been Stellar

       ニューヨークを拠点に置く若手5人組バンドビーン・ステラーのファーストアルバム「Scream From New York,NY」が素晴らしかった。  恐らくソニック•ユースなどのノイズパンクやマイ・ブラッディ・バレンタインのようなシューゲイザーの影響は強いと思う。  ビーン・ステラーの立ち位置は恐らく彼らと似た位置にあると思う。  しかし一つだけ違うなと思った所がある。  ビーン・ステラーには優美さがあった。  ソニック・ユースやマイ・ブラッディ・バレンタインのよう

      • Malcolm Todd

         スティーブ・レイシーの派生から何か良いアーティストに出会えないかなと探してみた結果とても良い新人アーティストを見つける事ができた。  個人的にこの探し方って毎回そんなシックリくるようなアーティストを見つけられずに、結局スティーブ・レイシーを聴くか、彼も所属するThe Internetを聴くかのルートを辿る事になるのだが今回は違った。  とうとう見つける事が出来た。  マルコム・トッドだ。  まず個人的に感じていたこととしてスティーブ・レイシーやThe Interne

        • 3House

           昨年からR&Bシンガーの3Houseにどハマりしているのだが今日BUNNKY BUGSの「A24feat.3House」を聴いていたら、ふと「良い時代になったもの」だと感じた。  というのも日本のHIP-HOPはバンドとの繋がりがとても強く、アメリカのようなR&Bとの繋がりが少ないと思っていたからだ。  これは別に良い悪いの話ではなく、ただそう思っていた。  別に僕自身、日本のロックもHIP-HOPも聴くようになったきっかけはDragon Ashの「Deep Impa

          Maeta

           Maetaというアーティストを知る事ができた。  最近Lucky Dayeの関連で調べて知ったアーティストなんだけどめちゃくちゃカッコよかった。  最初に聴いたアルバムが今年リリースされた「Endless Night」だったが、ずっーーーとジャブを入れられ続けていつの間かに彼女のファンになってましたって感じだった。もう一曲目の「DJ GOT ME」からものすごくディープなのに密閉感もあるサウンドで耳を離させない様にされてた。  二曲目の「New Lover」なんて本当

          Answer to Remember 2ndアルバム「Answer to RememberⅡ」

           Answer to Rememberが約4年半ぶりにリリースした2ndアルバム「Answer to RememberⅡ」を聴いてみた。  1stアルバム「Answer to Remember」は全体のイメージとして白黒の雰囲気の中でクールでありながらも、どこか汗くささがある作品だな(なんかロイ・ハーグローヴみたい!的な)と感じていたけど、今回の2ndアルバムは全く違った。  とても色彩が鮮やかで、めちゃくちゃやんちゃで、ものすごくロマンチックだった。  「NEW PO

          Answer to Remember 2ndアルバム「Answer to RememberⅡ」

          James Blake

           僕がポストダブステップを聴くようになったきっかけは間違いなくジェイムスブレイだ。 同じような人もたくさんいると思う。  中々言葉にするのが難しい気もしたが頑張ってnoteに書いてみたくなり、書いてみる。  ロックやR&B、ヒップホップなどしか聞いてこなかった僕がなぜ彼にどハマりしたのかは、彼を知りポストダブステップをもっと知りたいと思い調べた時に気づいた。  彼の音楽はポストダブステップまたはエレクトロダンスミュージックにおいては最も感情的だということだ。  僕は最

          Lucky Daye

           R&BシンガーのLuck Dayeという男を恥ずかしながら最近になって知り、とても魅了されている。  彼が今年の6月にリリースした3rd Album「Algorithm」が彼を知るきっかけとなった作品だ。この作品を聞いた時に、これまでに楽器の潜在的な力を発揮させるストリングを行うR&Bシンガーは彼が現代では初めてだった。  というのもストリングを最大限に発揮させたアーティストこれまでにもいた。  ディアンジェロなどはそれを例えるのに最も良い例だと思う。  しかしこのラ

          Noel Gallagher’s High Flying Birds

           元オアシスのメンバー兼僕達のアニキことノエルギャラガーが率いるNoel Gallgher’s High Flying Birdsの熟成度が凄まじく今年トリとなったのフジロックでのパフォーマンスは圧巻だった。  2019年の来日ライブでは聴けなかったノエル本人のDon’t look back in angerのギターソロは羨ましくもあり感動的なものであった。  そんなNoel Gallghar’s High Flying Birdsの魅力に迫っていきたいと思う。  oas

          Noel Gallagher’s High Flying Birds

          Hedigan’s

           Suchmosのヨンスが率いるバンドHedigan’sが今年のフェスなどを賑わせている。  今年のフジロックでのパフォーマンスは特に圧巻なものであり、ヨンスに関しては彼の髪型も相まってジムモリソンのような「汗」を感じさせる色気があった。  そんなHedigan’sだが、彼らの音楽は僕達がロックを好きになった瞬間を蘇らせるような純粋さ、そしてこれからもロックを愛していくのだろうという確信を与えてくれる。  そしてそれが何故なのか考えてみた中で、きっと彼らは「バンドが大好き

          Childish Gambino ニューアルバム 「Bando Stone and The New World 」

           7月19日チャイルディッシュガンビーノが通算6枚目となるニューアルバム「Bando Stone and The New World」をリリースした。  今回のアルバムを聴いた率直な感想として、今作は彼自身が新たな挑戦への宣言の様なアルバムなんだろうと感じた。  つい最近に彼の先行リリースされた「Lithonia」の感想として、とてもロックナンバーな曲であり、新しいジャンルへの挑戦を違和感なく聴き手として感じ取れたと述べた。  一つ前のアルバム「Atavista」はこれま

          Childish Gambino ニューアルバム 「Bando Stone and The New World 」

          Enfants

           日本のインディーズバンドで今1番どハマしているバンドは間違いなくEnfantsだ。  久々にボーカルが邪魔をしないバンドを見つけたという感想だったが今は洋楽を日本語で聴けているという更にポジティブな感想になっている。  特に気に入っている曲は1stEP「Q.」に収録させている「Play」と「Drive living Dead」だ。 「In Rainbow」のレディオヘッドを彷彿させるイントロから聴こえる日本語がとても自然に耳に入り込みとても心地よかった。  そこからの

          daydreamers

          今UKの若手バンドの中で最も興味があるのがdaydreamersという4人組バンドだ。 つい1ヶ月ほど前からサブスクで彼らの曲が聴けるようになり、その日から毎日聴いている。 2010年以降のTHE1975誕生以降からまた新しいUKの歴史が始まったと認識しているが、まさにそんな時代の影響を感じる20年代のバンドだと思う。 特徴として強く感じるのは、他の若手バンドのような爽やかさが良い意味でない事だと思う。それはTHE1975のような色気を感じるということともまた違う。 おそらく

          NewJeansの魅力ってこれじゃね?

           New jeansは今最もK-Pop界も音楽界も賑わせているグループだと思う。 その理由はどこなのか考えてみましたー。  まずNew Jeansの最大の魅力は90年代のR&Bをベースに2000年代以降のポップスをまじ合わせたサウンドだと思う。  特にR&Bの面からSWVの影響は確実にあると感じるし、ポップスの面からは個人的に「BEYONCE」や「lemonade」あたりのビヨンセを感じたりもする。  これは一体何が起きているのか考えた時に非常に面白い結論が自分の中で出来

          NewJeansの魅力ってこれじゃね?

          Childish Gombino 新譜

           Childish Gombino最新シングル「Lithonia」を聴いてみた。  まじこーいう泣ける曲を求めてました。  オルガンからの入りはとても彼らしいのだが、そこからの急展開で一瞬で掴まれた。これまでの彼からは全くイメージできなかった一種のロックナンバーをあのシンプルなギターサウンドから感じ取れる気がする。  おそらく想像出来なかったが違和感もないこの感覚は、彼が今までにHIP-HOPでもあり、R&Bでもあり、ポップミュージックでもある又はそのどれでもないスタイ

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          歌詞ってさー

          今働いてるバイト先の火曜日は店内に今のJ-POPの有線が流れている。 その中に一曲聴いていて非常に腹立つだけの曲が流れている。 まぁその理由が歌詞だ。別に俺自身音楽を聴く中で歌詞的評価軸にあまりお向きは置いていない。なんなら大分二の次という価値観だ。 だがしかし、今店内に流れてるあの曲は勿論のこと音楽性なんて無いし、歌詞があまりにもひどい。 とりあえずこんな歌詞だ。「今日も自身事故が発生した。もしかしたら自分だっからもしれないな」 なーんだかなー。でも「まぁいいや。このあとな

          歌詞ってさー