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Negative=死?Absolutely not!

初めまして、改めましてQ(キュー)と申します。
私は「ネガティブアーティスト」として主にTwitterを中心に活動している"表現者"です。今回はネガティブアーティスト・私の自己紹介を書かせていただきます。


~ネガティブのイメージは暗い?NO!~

「ネガティブ」と聞くと、特に日本人は「暗い」「憂鬱」「苦しい」「否定的で消極的」という嫌なイメージが先行するかと思います。私は、あえて「ネガティブアーティスト」をしています。

この間とても恵まれた機会があったのですが名刺を持っておらず、チャンスを逃してしまいました。言葉だけで「ネガティブアーティストをしているものなのですが~」と自己紹介したところ、相手はしかめっ面になりました。

普通はこのような反応になって当たり前でしょう。

ささっとgoogleを探しても「ネガティブ」という言葉には良いイメージはありません。私は「ネガティブ=暗い」というイメージを払拭する為の表現者として存在したいという思いから、「ネガティブアーティスト」を名乗っています。

~人生は苦しいものの連続だった~

私事になりますが、私の人生はとてつもなく苦しい感情の中にありました。親からの心身虐待、イジメ、不登校、不良、落ちこぼれ、閉鎖病院へ入院など様々な苦しみを経験しました。

ネガティブな思考のため、沢山失敗を重ねて自信を無くしてしまったことも沢山ありました。恋愛においても結婚においても、私は苦しみと共に生きてきて「死」といつも隣り合わせの半生を送りました。

半生の中には、楽しいことも嬉しいことも沢山あったはずなのです。ですが私の苦しみは大きすぎて、水を手ですくうと指の隙間から水がこぼれていくように、「苦しみ」だけが手のひらに残る。そんな空虚な人生を送りました。

~転機はいつも突然に~

趣味程度で描いた絵が、ギャラリー展の目に留まりました。その絵は「今までのネガティブ」を象徴した「らくがき」程度のものです。ですが他人から見ると、その絵には「伝えられるナニカ」があると気付きました。

キャラリー展の人の目に留まったEmotion

そこから私の創作活動は拡がっていきました。クループ展示会に参加して、数々のありがたい言葉をもらえました。私にとって初めての経験で、沢山の戸惑いもありました。声はすべて私に直接伝わってくるのです。

「笑っているのに、この絵からは悲しみや色んな感情が伝わってくる」
「全てを包み込むような素敵な絵です」
「彩色豊かな腕たちに惹かれました」
「沖縄県民らしい色使いで綺麗です」

色んな声が届きました。今まで絵を描く事は、内面的に向けられたエネルギーでした。反対に外側にも、そのエネルギーを発散してもよいのだと気付いたのです。

~友人たちの悲痛な声~

私の周りの人は、同じく苦しんでいる人たちばかりでした。何かしらとてつもなく大きな苦しみを抱えている人たちが、この世にいっぱい存在していることに気付きました。

ネットを通してですが、その悲痛な声は私にとって「助けて」「私を認めて」「私を救ってくれ」と言っている気がしました。

その人たちの声をたくさん拾い集めて、作品を作ろう。私の苦しみも掛け合わせて作品を作って発表することで、ネットの世界中の人に手紙を届けよう。誰かの苦しみを昇華してあげることが目的になりました。

絵は基本「受け手」に解釈が委ねられています。たくさんの苦しみを私が受け止め、アートとしてネットの海に流せばいつかは誰かに、私のアートが届くかもしれない。そんな淡い希望を抱いています。

~あなたのネガティブは美しい~

「あなたのネガティブはこうも美しいのだよ」
「あなたの苦しみは美しいよ」
「あなたの苦しみをテーマにした作品は世界中を駆け巡って、誰かの元に共感を与えるよ」

そう伝えたくて、私は今日もネガティブアーティストとして活動します。届かなくてもいい。宛先のない手紙を今日もネットに流します。それを見てあなたはどう思うでしょうか?

「生きたい」
「このアートは私の人生のようだ」
「私を作品の中で殺してくれてありがとう」
「作品で死ねたのだからリアルの世界で、もう少し生きてみよう」

そう思ってもらえれば、私は幸いです。そうでなくとも、ネガティブは強いパワーを発信します。それが悪い方へ働く恐れもありますが、私は「美しい」と言い続けていきたいと思います。


ここまで読んでくださってありがとうございました。
ネガティブアートは絵・アートメイクなど、今後も色々な形を変えながら活動していきますので、良ければ是非お付き合いください。

一緒にネガティブの世界へいきませんか?

#自己紹介


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