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初ラテアート、初グループキルト展

先日、初ラテアートをいただきました。
(今ですか?と自分でツッコミつつ…))
<ブルーボトルコーヒー白井屋カフェ in  前橋>


絵柄を見た時の驚き&喜び。
「飲んでしまったらそれまで」のはかなげな感じ。
ステキ!

そう、つまるところ「飲んでしまったら一緒」なのです。
あっても無くても味は変わらない。

そこに創意工夫をしようとするポイントが本当に人間らしい!
そこ、そこなんですよね。


飲んでしまえば、
お腹に入ってしまえば、
使えれば…etc.etc.

でも
ただその行為をするのではなく
飲み物やお料理ならグラスやお皿の形や色選びからはじまって
食材の色合い、組み合わせ、盛り付け方などにいかにこだわるか。

そのこだわりは食べていただく方々を想像しながら、
その方を想いながらながら進みます。


出てきた飲み物やお料理を見て、味わって…そして最後には
食べ手である自分にかけてくれた想いを感じて満たされるのでしょう。
(塩むすびでも卵かけご飯でも!)

アメリカン・キルトの歴史もそうでした。

端切れを無駄にしないようつぎはぎし、ベッドカバーを作る。
ただただ縫い合わせるだけでなく、パターンや配置を考え、色や素材を工夫して実用性だけではない美しさも…。
つつましい暮らしに少しでも彩りを添えて家族が憩えるように。

そんな女性達の想いが何百、何千種類ものパターン(図案)を生み
その作品が時を経て色褪せてもアメリカン・フォークアートとして現代の人々にも感動を与えるキルトを作り出しました。

作り手は「誰かのために」が製作の大きな原動力になります。

そしてキルトに包まれ心まで満たされる温かさは作り手の想いがあってこそなのでしょう。


2022年11月4日(金)5日(土)の2日間、れんが初のキルトのグループ展を開催します。
以前店舗&教室だった場所に1クラス(第一・三金曜午前クラス)5名の皆様が製作してきたキルト作品を展示します。


これまた初めての試みが「完全予約入替制」であること。
また店舗からバスで移動するなど経費がかかるため入場券も買っていただきます。(にもかかわらず多数ご予約いただき心から感謝!)

だいぶ感染症流行での規制は落ち着いてきましたが、今後のために今までとは違った試みをいろいろと取り入れて開催いたします。


そして何より『手仕事を次世代に繋げる』も根っことなるテーマの一つです。このような展示を発信し続けて少しでも手仕事を次世代に繋げていきたい!


30年以上前の作品から最近のものまで。
ポーチやバッグの小物からベッドカバーまで。

作り手の自分史のような作品をかなり間近で、しかもゆったりとご覧いただいて実用性だけでない「何か」を感じていただけたら嬉しい!


グループ展を通して現代だからこそ出来る手仕事の伝承についてあれこれ考える、そんな秋のになりそうです。

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グループ展でお借りした作品たち。
色褪せたり使い込んだりしたものにも作り手や使い手の愛が感じられます。

展示前、そして展示後の会場の様子も動画で紹介していきます。
劇的(!?)変化が楽しみ。(^^)
気になる方はぜひ覗いてみてください。
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https://www.youtube.com/playlist?list=PLmpe1zl3eE81ztkorVpi1FNiM5socOO4m