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ギオン×アサヒロジスティクスの中堅リーダー向け勉強会『他流試合』とは。当日の様子をレポート

こんにちは。株式会社ギオンの公式note編集部です。先日10月23日に、アサヒロジスティクス株式会社(以下、アサヒロジスティクス)とともに、「他流試合」を開催いたしました。この勉強会では、次世代リーダーの育成や物流業界全体が抱える人材確保・定着の課題に対する議論が活発に行われました。
本記事では、イベントの開催背景や当日の様子をお届けします!


「他流試合」とは

「他流試合」とは、ギオンとアサヒロジスティクスという物流企業2社による共同勉強会です。いわゆる競合でありながら共通の課題を抱える両社が、互いの取り組みやアイデアを共有することで、業界全体の発展へとつなげることを目的としています。

2024年問題をきっかけに、物流の重要性が顕在化している今、若者をはじめとした働き手が、この業界で「働きたい」と思えるようなイメージや環境づくりが重要です。この取り組みを通して、それぞれの視点や手法を共有し、互いに学びを得ることは、業界にとってプラスに作用するでしょう。それと同時に、ビジネスパーソン個人としてのモチベーション向上、リーダーとしての自覚・意識を促すことも期待しています。

イベント当日の様子

1.イントロダクション

「他流試合」の企画・調整、当日の事務局を担われたアサヒロジスティクス採用育成グループ グループ長の井上様、ギオンの執行役員 人事部長の須藤より、それぞれご挨拶をさせていただきました。

ギオン 執行役員 人事部長 須藤亮平

2.各社紹介

各社15分ずつ、代表者が会社紹介のプレゼンテーションを行いました。

ギオンからは営業企画部の佐藤さんが登壇しました

3.グループ内でのディスカッション

今回は、中堅社員約40名が参加。各社3〜4名ずつで構成した5つのグループを作り、「人材確保・定着」「働きやすい環境」に関する解決策を議論、発表しました。

ディスカッションの様子
ディスカッションの様子
ディスカッションの内容を発表用紙にまとめていく様子

4.各グループの発表タイム

各社が前に出て議論した内容を発表しました。その内容を一部紹介します。

  • 人材の確保

・紹介制度を導入し、従業員ネットワークを活かす
・募集条件の間口を広げる(女性、高齢者、外国人など)
・SNSなどの活用も含め情報発信を充実させる
・攻めの採用活動を行い、現場も積極的に参加する
・同業内だけでなく他業種からの人材にも視野を広げる

  • 人材の定着

・最低賃金を見直し離職防止につなげる
・評価体制を見直す
 ↳残業したことよりも時間内で収めたことを評価する方向へとシフトする
・マニュアル化の推進により属人化を防止する

  • 働きやすい環境の整備

・ライフワークバランスを確保する
 ↳週休3日制度の導入など、従業員それぞれの環境にあった働き方を選択できるようにする
・保育園併設などの子育て環境支援を充実させる
・コンプラ研修、ストレスチェック活用によりストレス軽減を図る
・女性専用スペースなど女性が働きやすい環境設備を導入する
・業務量の平準化を図り、偏りをなくし全体のバランスを分散させる

  • ダイバーシティ推進

・容姿や髪色などの自由を許容し、多様な価値観を受け入れる
・若年層の研修制度を充実させ、多様な人材の確保に努める

質疑応答も活発に行われました

最後に

今回の勉強会では、各社・拠点ごとに異なる課題認識や取り組みの事例が共有され、物流業界が抱える人材問題に対してさまざまなアイデアが議論されました。柔軟な労働環境の整備や、採用に関する施策、効果的な情報発信の方法など、新しい視点からの実践的な提案が次々と挙げられ、非常に意義のある時間になりました。

人手不足が進む物流業界において、競合する他社とも協力し合い共通の課題に取り組んでいくことが、業界全体の成長につながると改めて感じました。この勉強会で得た知見をもとに、具体的なアクションに反映させていきたいと思います。

ギオンについてもっと知りたい方はこちら

本イベント内容はプレスリリースで発表させていただきました。よければ合わせてご覧ください。


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