「ネガティブ」の力
ポジティブな人は、大抵の場合すごく“正しそう”に見える。
周りを明るい空気にさせるし、よくこんなことを言って人を励ますから。
“大丈夫。幸も不幸も解釈次第!
嫌なことがあったって、その物事をポジティブに捉え直そう。
失敗しても「勉強になったなぁ!」と思えばいい。
大変な仕事を任されても「成長の機会をもらえて嬉しい!」と思えばいい。
ポジティブな考え方をするだけで、人生はずっと豊かになるんだ!”―……
もちろん、こういうポジティブな考え方に背中を押される人もいるだろう。
でもだからといって、ネガティブな感情も決して悪ではないと私は思う。
むしろ、悲しみとか悔しさとか、マイナスの感情に背中を押されるタイプの人だって、この世に少なくないんじゃないだろうか。
私はどちらかというとそっちのタイプだ。
辛いとか悲しいとか、ネガティブな感情の方が行動のエネルギーになる。
ネガティブな感情や、生きづらさが、「ここではないどこか」への羨望を強める。
そしてその羨望が、大きなエネルギーになる。
そんな感覚がいつからかずっとある。
ちょっと不幸な方が集中力が上がったり、創作が盛り上がるというのもよく聞く話だと思う。
実際その通りで、私は鬱々とした気持ちの時にnoteを書きたくなる。
多分ネガティブな時は、心の柔らかい部分が敏感になるんだろう。
その分トゲが刺さりやすいし傷つきやすいけど、美しいものを感じ取りやすくなる。
それに、自己表現にいつも以上に真剣になれる。
だから私は、たとえ世界がポジティブの渦に飲まれようと(そんなことはありえないだろうけど)、ネガティブな気持ちを捨てずに生きていきたい。
死ぬまでずっと。
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