10年ぶりに京都に住んで感じたこと。(お気に入りand面食らったポイント)②
ご覧いただきありがとうございます。
京都が好きすぎて、教員を辞めて移住してきたmikanです。
移住ついでに公立教員から一般企業に転職する話、京都での暮らしなどを書いていきます。
前回に引き続き、学生時代から10年ぶりに京都市に住んで感じたこと
今回は「ちょっと面食らったポイント」を中心に。
お気に入りポイントはこちら▼
もちろん、京都に住む上でのいろいろなデメリットは調べて了承済みで行ったので、今のところは移住に大満足。
ちなみに、よく聞く京都のデメリットは
まずはこれを中心に、実際に移住してみて感じたことを書いていきたい。
1.夏は暑くて冬は寒いについて、
今はまだ5月なので「京都最高!」と言っていられるのだけれど、学生時代を思い返すと、たしかに尋常じゃなかった気がする。
夏は沖縄出身の友達が「暑すぎる」と言い、冬は北海道出身の友達が「寒すぎる」と言っていたっけ。(ちなみに「北海道はまだ雪があるから暖かい」という理論だった。謎だけどちょっとわかる気もする。笑)
よって、覚悟はして来たものの、今から夏に怯えている。京都の夏と冬をもう一度経験したら、「名古屋帰りたい」ってなるのかも。名古屋も盆地だけれど。笑
前回の「お気に入り」で書いた「山に囲まれた安心感」は、この気象の厳しさと引き換えに得られいる…。
2.京都人は「いけず」については
今のところはまだ実感していないが、「存在はするんだろうな」という気はしている。
「京都はよそもんに厳しい」とよく言われるけれど、そもそも京都市内は他県から来ている学生の数が本当に多いし、私のような移住者も多い。
生粋の「京都人」とまだそんなに関わっていないので真意は分からないのだけれど、
京都生まれ京都育ち・同年代の美容師さんが、「年配の京都人は怖い」とおっしゃっていた。どうやら京都は「洛中」と「洛外」に分かれていて、住んでいるところでマウントをとられるそう。笑
まぁでもそういう方と関わることはあまりないだろうし、「一見さんお断り」のような高いお店には行かないし、あまり気にしないようにしている。
ここからは、10年ぶりに住んでみて、予想外に「うおっ…」と面食らったポイント。
2 面食らったポイント
1 .観光客が記憶の何倍も多い
10年前も、桜や紅葉の季節には、大学まで行く道が観光客で混み過ぎていて通れず、講義に遅れたことが何回かあった。(そもそもギリギリにしか行けない自分が悪いというのは置いといて。)
今回も、観光客(特にインバウンド)の多さは覚悟はしていたものの、これは想像以上。完全に増えている。
四条河原町など繁華街に行くと、「あれ、ここって外国…?」と勘違いするほど。
よく海外旅行に行った時に「道で日本語が聞こえると安心する」っていう、あの気持ちを京都で体感することになるとは。笑
やはり京都は狭いので、他の都市よりも人の多さが目立つ。そして観光の移動手段は基本バスになるので、同じくバスが生活の中心である住民としては困ることがあるかと思う。
そして個人的な話だが、「せっかくの無職期間、平日に京都のお寺に行ってのんびりしよう!」と張り切ったものの、あまりの外国人観光客の多さに面食らった。
これでも京都はまだ日本人の観光客の割合が多いらしいので、土日にはよっぽど行けないなぁ〜と少し残念に思う。
2.車の運転がしづらすぎる
学生時代、自転車を乗り回していたときには気づかなかったが、京都は車の運転がとにかく難しい!
教習所のシュミレーターか?と思うくらいのトラップの多さ。
狭い道が多い。
一方通行が多い。
2車線以上ある広い道路も左側1車線は市バスでほぼ使えない。そして路駐も多いから、バスがめっちゃ車線変更する。怖い。
加えて自転車が多い。とにかく多い。怖い。
意外にも京都の道、あんまりまっすぐじゃない…。
お年寄りがふらっと道に出てくることがある。
名古屋で毎日車生活をしていた私も、運転が億劫になるほどである。
1.によって市バスも混雑しているため、
京都で生活するなら、やっぱり自転車がおすすめ。
自転車・車両方の気持ちが分かるから、今後は優しい気持ちで気をつけて運転します。笑
3.喫煙の喫茶店が多い
これは喫煙者のみなさまには朗報であるが、非喫煙者の私にとっては、ちょっと残念なところ。
「いい感じの雰囲気!」と思った喫茶店に入ると、喫煙OK率が異常に高い。
中には有名な「六曜社」のように、「1階は喫煙可で地下1階が禁煙」という喫茶店もあるが…
どんどん禁煙のお店が増える今、喫煙者のみなさまには京都はおすすめです。笑
4.物件が少ない
これは住む前の話だけれど、物件探しには結構苦労した。
京都は古い建物が多い。また、新しく高い建物が建てられないため、賃貸物件の数が少ない。
学生のマンションはたくさんあるけれど、夫婦二人暮らしのファミリータイプは割と貴重だった気がする。
4ヶ月くらいかけて見て「いいな」と思えた物件は2〜3件ほどだったし、いいところはすぐ埋まってしまう。
なので今の家も、物件情報が出てすぐに問い合わせをして、内見をせずに決めた。
これだけ物件が少ないから、京都は他の関西圏に比べて「高い」のね…。(もちろん東京よりはだいぶ安いと思うけど)
体感としては、名古屋市内と価格帯がそんなに変わらないかなぁという印象。
我が家は、何か家に不満があると「まぁでも京都住んでるし。しょうがないよね。」とごまかすことにしている。笑
【番外編】え、京都にもいるの?
かなり余談だが、引越しを決断した一つの要因として「暴走族」の存在がある。
「え、今どきいるの?」と言われるけれど、いるんですよ、これが。パラリラパラリラって。
(もちろん名古屋中にいるわけではなく、私の住んでいた地域がたまたま多かっただけ。)
中学校教員だったのもありヒシヒシと感じいたが、最近改造バイクを乗り回す若者がまた増えている。(東京リベンジャーの影響って説があったっけ。笑)
加えて前の家のは幹線道路に面していたため、夜中でも日曜の朝でもバイクの音がうるさくて、耳栓をして寝ていた。
そのため今回の引越しでの最優先事項は「暴走族のいない静かなところ」だったのだが、
「暴走族」とまではいかないけれど、京都でも数日に一回のペースでうるさいバイクには出会ってしまう。
勝手なイメージで京都にはうるさいバイクはいないと思っていたので(笑)、ちょっと残念なところだった。
こちらも、また気づいたことがあれば追記していきたいと思います。
誰かの参考になったら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!