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10年ぶりに京都に住んで感じたこと。(お気に入りand面食らったポイント)①

ご覧いただきありがとうございます。
京都が好きすぎて、教員を辞めて移住してきたmikanです。
移住ついでに公立教員から一般企業に転職する話、京都での暮らしなどを書いていきます。


学生時代にも京都に住んでいた私は、地元へ帰ってからも「もう一回京都住みたいな〜」と口癖のように言っていたけれど、
実際のところは「学生だったから京都暮らしが楽しかったのでは…(あれは幻だった?)」という気持ちも半分あった。

だからこそ移住を決めるときも、「本当に京都でいいのか?」と不安があった。もし移住して「そうでもなかった」ら、切なすぎる。

しかし、えいやー!で移住して1ヶ月が過ぎ

結論から言うと、今のところ京都移住に「大満足」
でかしたぞ、去年決断できた自分。という気持ち。

それを大前提として、実際に住んでみて感じた京都暮らしのあれこれを記録する。


こういうまとめでよくある「メリット・デメリット」と言い切るのはちょっと難しいので、
お気に入りポイント≒メリット
ちょっと面食らったポイント≒デメリット

こんな感じの解釈をしていただけるとm(_ _)m

需要があるか分からないけれど、少なくとも1年前の私はこういう記事を励みにしていたので、少しでも誰かの参考になれば嬉しい。




京都のお気に入りポイント


1 街がコンパクトで、都会と自然の距離が近いこと

よく言われることだが、京都市内は自転車があればほぼ回れるほどコンパクト。その中に、繁華街の「四条河原町」「祇園」やオフィス街の「烏丸御池」、有名な観光地が集まる「東山」などがある。そのすぐ近くを鴨川が流れ、人々の暮らしの中に自然がある。

私が京都での家選びの条件として譲らなかったのが、「鴨川(賀茂川)まで歩いていけること」だった。

実際に今の家は賀茂川まで歩いて10分ほどのところにあるが、これがとても幸せ。どこを散歩していても、気づいたら賀茂川に吸い寄せられている。家でPC作業をしていて、「ちょっと疲れたなぁ、川まで散歩行こう」ができる。

家の周りは公園や畑がある、のどかな風景。鳥の声が聞こえる。
川で、子どもたちが水遊びをしている。

それでも、京都駅まで地下鉄で10分ちょい

車を20分も走らせれば、本当に静かな山奥にも行けちゃう。
買い物は便利な方がいいけど、大阪は少し人が多いな〜という私にとって、京都はちょうどいいバランス。

あと、高い建物が少ないので、大体どんな路地からも山が見える。四方を山に囲まれた安心感。これ共感してくださる方いますか?



2 全く飽きないイベント量

京都では、毎週のようにどこかでマーケットが開催されている。

「上賀茂手づくり市」(毎月第4日曜日)
「百万遍さんの手づくり市」(毎月15日)
「平安楽市」(毎月第2土曜日)
「北山クラフトガーデン」(毎月第1日曜日)
「平安蚤の市」(毎月10日あたりに開催)
「東寺弘法市」(毎月21日)

https://kinarino.jp/cat8/8293


5月16日の平安蚤の市。平日でもこの人手!

先日行った平安蚤の市では、楽し過ぎて…4時間ぶっ続けで歩き回ってもまだ飽きず、鼻息荒くはしゃいでいたら
途中から参加した旦那さんにもドン引きされた。

こういうの、たまらん…!っていう人、お友達になりたい。笑

ここに行くと「かわいい」しか言えなくなる。

もったいないことに、学生のときには一つも行ったことがなかった。
でも自由に使えるお金が少ない当時よりも、「何か連れて帰るぞ!」と思える今の方が何倍も楽しめるイベントだと思う。

3 昔からの喫茶店や銭湯がある

喫茶文化盛んな名古屋から引っ越して来た私だが、それでも京都の喫茶店はいいなぁ〜と思う。
最近のレトロブームで、「作られたレトロ」のお店が多いのが違和感だったのだが、京都には、戦前から残る「本当のレトロ」な喫茶店が多い。

また、昔ながらの銭湯が街に多く残っているのも特徴だと思う。(それでも閉業しているところが多いと聞くから非常に残念)
昔から銭湯が好きで、地元でもよく行っていたけれど、お客さんは年配の方が多かった。それに対して京都では、なんと学生さんの多いこと。嬉しいなぁ〜。

気負わずにひとりでふらっと入って、ほっとできる場所が多い。
これは大人になって気づいた、京都のいいところ。



4  身近に有名な神社仏閣がありすぎる

そういえば、学生のときに北野天満宮や平野神社を通学路としてチャリで突っ切っていたのを思い出す。(ごめんなさい)

これまた「京都と言えば」で当たり前なんだけれど、有名な観光地が身近すぎるというか、みんなの通り道にあるという感じに改めて驚いた。

目的地にするのではなくて、「たまたま出会える」という贅沢。

今絶賛どハマり中のNHK大河ドラマ「光る君へ」で紹介される、紫式部ゆかりのある場所だったりして、これまた大興奮!

観光地として行っていた京都のお寺は、行くこと自体が目的となって、スタンプラリー的な感じになってしまっていた。
でも住んでいる今は時間に追われることもなく、たまたま通ったお寺や神社にお参りしてゆっくりと手を合わせて、心を落ち着かせることができる。

特に歴史や神社仏閣好きというわけではないけれど、こういう時間をもてるのは幸せだなと思う。


たぶんまだまだあるので、思いつき次第追記します。

そして思ったより長くなってしまったので、「面食らったポイント」は次回にします。文章をシンプルに書くのって難しい…。練習ですね。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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