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飽食の陰で起きていること

今やコンビニでいつでも食べたい時に食べ物が買える便利な時代となりました。
簡単・手軽で選んでいると、おにぎり、菓子パン、甘い飲み物など気付けば糖質
まみれの食生活になっているという方も多いのではないでしょうか。

私たちはいわゆる飽食の時代に生きているわけですが、その陰で「質的栄養失調」に悩む人が増えているそうなんです。

「質的栄養失調」とは、糖質の摂りすぎによってタンパク質や脂質、ビタミン・ミネラルが圧倒的に不足する状態をいいます。
その「質的栄養失調」が心の病気を引き起こしていると精神科医の藤川徳美氏は警告しています。

心の病気は、厚生労働省の患者調査によると、うつ病やパニック障害を含めた「気分障害」の患者数は、1996年には43.3万人だったのが、2014年には111.6万人に大幅に増加しているそうです。

18年で2倍以上に増えてる!
この中に私も入っています。汗

なぜ、栄養状態が良くなったのに心の病気が増えたのか。

それは、体に必要な栄養素を見落としているからです。

私たちの体は水分を除けばほぼタンパク質でできていて、筋肉や骨、皮膚、臓器、髪の毛などは全てタンパク質から作られています。

健康な脳は幸せを感じさせるセロトニンや喜びを感じさせるドーパミンという神経伝達物質で満たされています。
この神経伝達物質を作る材料となるのが主にタンパク質と鉄分です。

糖質ばかりの食事では、タンパク質や鉄分が不足し、エネルギー代謝がうまく回らず次第に心や体の不調につながるというのです。

以前の私は食事を見直すとき、カロリー計算や糖質制限などは知っていても、体のエネルギー代謝に必要な栄養素を何をどれだけ摂ればいいという知識はありませんでした。

40代でうつ病を経験しメンタルの不安定を抱えていた私が藤川先生の著書に出会い、分子栄養療法を実践すると心と体がみるみる元気になりました。
こんなにすごい栄養療法なのに残念ながらまだ多くの人に知られていません。
実践者だからこそ伝えるべきという使命でこれからも発信を続けていきます。

栄養素を味方につけて心と体を元気にしましょう!

              参考文献:「薬に頼らずうつを治す方法」藤川徳美

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