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物事の本質を見極める力を養う秘訣:新社会人のサバイバル日記:


はじめに:物事の本質を見極める力とは

 本日は、「物事の本質を見極める力を養うには」というテーマでお話しします。8月12日の月曜日、私はお盆の祝日にもかかわらず職場にいます。少し複雑な気持ちとともに、優越感を感じているところです。そんなどうでもよいことは置いといて本題に入ります。


高校野球の7回制導入とその背景

 まずは、個人的に最近話題になっている「高校野球の7回制導入」について取り上げます。高校野球は通常9回までの試合ですが、これを7回に短縮するという議論が行われています。その背景には、異常気象による暑さの中での試合を避け、選手の体調を守るという意図があります。また、テレビ放送枠の関係で試合時間を短くすることも考慮されています。

 さらに、近年はバットの規格が変更され、飛距離が出にくくなったため、ホームランの数も減少しています。これもまた、選手の安全を考慮した結果です。しかし、このような変更が日本の野球の未来にどのような影響を与えるかは、慎重に考える必要があります。 個人的には、バットの規格変更は賛成ですが、7回制導入はナンセンスだと思います。量をこなすことで見えてくる部分もあるため、全体のバランスも加味した上での制度設計が必要だと思います。(ちなみに、バット規格が変更されたからと言って長打を狙わないスタイルを辞めるのはだめだと思います。どんなときでも長打を狙うために技術力向上にこだわることこそが次のレベルで野球をやる打者が考える本質だと思ってます。)


韓国野球から学ぶルール変更の影響

 たとえば、2009年のWBCで日本と韓国が激戦を繰り広げたことを思い出してください。しかし、現在の韓国野球は、その頃に比べてレベルが落ちています。これは、韓国プロ野球界で投手のストライクゾーンを狭くして打者に有利なルールを導入した結果です。これにより、投手の技術が伸び悩み、打高投低の傾向が強まってしまったのです。もちろん、野球を見ているファンは打ち合いの試合の方が面白い。見てて楽しいし、盛り上がる。ただ、韓国プロ野球は興行にリソースを注ぎすぎた余り、一番の興行効果(経済効果)であるWBCに勝てなかった。(決勝リーグにも行けなかった)これでは、選手はもちろん、ファンに、興行側にとっても不幸せの結果に終わってしまいます。

「何のために」を意識する重要性

 このように、物事の本質を見極めることは非常に重要です。表面的な変更が将来的に大きな影響を及ぼす可能性があるからです。私が提案する物事の本質を見極める方法は、「何のために」を常に意識することです。行動や選択の理由を言語化することで、自分の考えを明確にし、物事の本質を捉える力を養うことができます。


言語化による目的意識の強化

 たとえば、日常のことを例に考えて見ましょう。スーパーに行くときにただ行ってませんか?頭の中でスーパーに行かないと思いだし、行くだけでは今まで通りです。「鶏肉と卵、牛乳が必要だから行く」と理由を言葉にすることで、目的意識を持った行動が習慣化されます。こんなもんで言いです。最初は意識的にでもよいので言語化をすることが重要だと思います。習慣的に行く場所だと忘れてしまうこともあると思うので、後発的に「今やったことは何のためにやったの?」と言葉に出してみてください。対話をしてください。面白いことに、これを繰り返すとある時から、後発的の「何のために?」が前発的になってきます。そうなれば、自然と「何のために」を意識するようになります。これが積み重なることで、物事の本質を見極める力が強化されるのです。


本質を見極める力が成功に繋がる理由

 たったこれだけなのですが、たったこれだけをやれない人は多くいます。考えてみてください、この習慣を積み上げている人と、受け身で過ごしている人が、重要な判断をするときに良い選択するのはどちらでしょうか。私は少なくとも、本質を複眼的に捉え、複数のアプローチから判断できる人が中長期的にみて良い判断ができると思います。ゼロ100ではだめなのです。韓国野球ではありませんが、この思考の積み重ねが、まさに10年後ぐらいに出てくると思います(笑)


新社会人に伝えたい、本質を養う重要性

 新社会人として、またこれから社会で活躍する皆さんにも、さらには重要な判断をする立場の皆様方にも、ぜひこの方法を試していただきたいと思います。物事の本質を見極める力を鍛えることで、成功への道が開けるはずです。Lets do our best!!

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