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【株の力】中高生がプレゼン。三菱UFJモルガン・スタンレー証券社長「一言で言うと、ぜんぶいいね!」

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三菱UFJモルガン・スタンレー証券と教育と探求社が共同で開発した金融経済教育プログラム「株の力」に取り組んだ中高生が、その成果を披露するプレゼンテーションが8月、オンラインで開かれました。6チーム・個人が発表、小林真社長を始め、同社役員と教育と探求社のメンバーが参加しました。

各チームが発表した広告とそのコンセプトを、プレゼンの一部とともに紹介します。

教室で体験するインターンシップ『株の力』:中高生が三菱UFJモルガン・スタンレー証券の「インターン」に扮し、株式と新聞を「教材」に、世の中を大きく動かす「株」はどんなものか、最前線で働く”先輩”社員からのレクチャーやチームでの対話などをもとに、証券市場や証券会社の機能・役割を新聞広告のスタイルにまとめます。同社と教育と探求社が共同で開発、2014年度から提供を開始、学校には無償提供しています。お問い合わせ:教育と探求社「株の力」担当( bi@eduq.jp)。


「お化粧したいな」 東京電機大学中学校・高等学校「タルト株」(中3)

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チームのプレゼンから
「ゴールデンレトリバーのような美しい犬ではなく、愛嬌のある顔のフレンチブルドッグに『お化粧したいな』と言わせることで、おしゃれをしたいと本当は思っているけど、内気でまだできない人にアピールしようと思いました」

「これまで大きくなってきた会社は、誰かの”やりたい”という気持ちにお金を投じたことで、成長してきました。『株の力』をつかって、夢を叶えられるようにする、ということをつたえようと思いました」


「株どこだー?」ー愛知県愛西市立佐屋中学校「Rainbow17」(中3)

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チームのプレゼンから
「チーム名にはSDGsの17の目標すべてを達成し、虹色の未来をつくって欲しいという想いを込めました」
「世界の経済を株で循環させて、裕福な国も貧しい国も同じくらい発展できるようになって欲しい。何十年、何百年先もバランスの良い社会を目指し、私たちは株を探し続けます」


「マネーは幸せをマネく」ー実践女子学園中学校 高等学校 「カブリガ」 (高2)

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チームのプレゼンから
「当初は、株=賭け、怖いというイメージが先行していましたが、実際に学んでみると、投資家が株によって得る利益は資金だけではなく、会社や社会に貢献したことへの達成感も得られることを知りました」
「自身の資金を自身の判断で、企業に投資することで魅力あるビジネスに自らも関われて、投資した会社の利益が増えれば、更なるビシネスの拡大にその利益がつながり、私たちの生活がより便利になっていくと思います」

「 Win Win Win…の関係を創りませんか?」ー聖学院中学校・高等学校「大野百福」 (高2)

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※個人発表
チームのプレゼンから
「投資者は投資先の株を購入することで、 投資先の企業は新しい事業に投資することができます。投資先の企業は、利益や業績を伸ばして、自社の社員に還元できたり、投資者に配当金を配ることができます」
「投資先の企業の利益が増えると、取引先の企業も儲かる。その循環が繋がり、投資者が勤務する会社も豊かになり、投資者に給料として帰ってくることもあるでしょう。Win Win Win…が循環していくのです」


「株の力=家族の絆」ー愛知県愛西市立佐屋中学校「Team BLOKS」 (中3)

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チームのプレゼンから
「ディズニーランドは3000億円、ディズニーシーは2500億円 の建設費がかかりましたが、その半分を株式で賄いました。また、オリエンタルランドの株を買うと、株主優待でディズニーのチケットがもらえたりします。つまり株は、家族の思い出をつくることにも貢献しているといえます」
「私の家族がオリエンタルランドの株を買っていたので、その話を聞いて、プレゼンに盛り込みました」


「ユーチューブ?ティックトック?いいえ、株です」ー豊島岡女子学園中学校・高等学校「ストロベリーフラペチーノ」(中3)

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チームのプレゼンから
「若者が大人に向けて自分たちで投資をして資産を形成する、と宣言しているように感じられる広告を作りました」

「電車の中吊り広告をイメージしました。新聞で株価をチェックしている親世代とスマホで資産を運用しているデジタルネイティブな中学生の対比が、面白さのポイントです」

「親世代の人たちは、少ないながらも年金や遺産があったりしますが、未来を生きる私たちは超高齢化社会がやってきます。年金はあるのか親からもらう資産はプラスなのかもわかりません。だから、自らが投資によって資産を増やす可能性を示しました」


小林社長「一言で言うと、ぜんぶいいね!」

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すべてのプレゼンが終わった後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の小林真社長がそれぞれの発表に感想を述べるとともに、参加した生徒たちに次のようなメッセージを送りました。

「みなさんお疲れ様でした。本当にありがとう。一言で言うと、ぜんぶいいね!センスもいいしキャッチコピーもいいし、証券会社の社長として、こういうものを作ってもらったことを嬉しく思っています。全員、広告代理店でやっていけるんじゃないかってくらい、いいものを作ってもらったんじゃないかと思います。すぐにでもうちの広報で働いてもらいたいです」










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