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コミュニケーションを活性化させる仕掛け②

今日は皆さんにQエッションに組み込んだ2つ目の仕掛けについてお話したいと思います。

Qエッションには普通のカードゲームには決して入らない、特殊な動作が存在します。コインをベットする時に、両脇を挟む感じで上下に動かし、『キュンキュン』という掛け声をかけなければなりません。

※キュンキュンの動作は以下のURLよりご確認下さい(1:00あたりから)
https://www.youtube.com/watch?v=axEn5N2Pc9o

Qエッションのルール説明をお客様にしていると、”キュンキュン”のくだりで必ず苦笑いされます。研修で使用している時でも、多くの人が「キュンキュンはしないとダメですか?」と聞いてきます。(特に年配の管理職者から笑)

そんな時、私は必ず「キュンキュンは絶対です!」と言い切っています。皆さんはナゼ私がこんなにも”キュンキュン推し”なのか理由が分かりますか?

Qエッションのキモのひとつは【自己開示】です。

ツールを使った一定のルールの中とはいえ、人によっては”自己開示”する事に抵抗を感じてしまいます。ましてや、人前で自分の恥ずかしい部分をさらけ出すなんて無理、と考える人も当然います。

しかし、どんな立場の人でもゲームという特殊な空気感の中だと結構頑張ってやってくれます。(これは本当に社長から一般社員まで役職、性別、年代を問わずやってくれます。)
ひとりがやれば、皆もやる。そうやって、皆で“キュンキュン”していくと不思議な一体感が醸成され、この中なら素の自分を見せてもいいやと安心感が生まれて、自然に自己開示できるようになるのです。

こうした”場”を作るために、Qエッションでは”キュンキュン”という手法を使った仕掛けを取り入れています。

皆さん、一度はこんな経験ないですか?

会議の時に上司が参加者へこんな質問を投げかけます。
「何か意見のある人はいませんか?」
ほぼ全ての会議で意見が出る事はありません。上司は、どうして主体性のない部下ばかりいるんだと嘆いている。。。

これって、部下(参加者)が悪いのでしょうか?

もうお分かりですね。これは意見が出やすい”場づくり”をしていない上司が悪いのです。

私は管理職研修で、管理職の重要な役割の1つは【場づくり】だとお伝えしています。しかし残念ながら、場づくりの大切さに気づき、行動に移している人はほんの僅かです。

ある会社では、毎朝社長が朝礼の前に社員全員とハイタッチを行います。ハイタッチをする事で、社員にエネルギーが注入されどんどん元気になっていくのが分かるそうです。また、何か悩みを抱えていて、元気のない社員はハイタッチに力が入らない為、直ぐに社長がその社員を呼び出し面談をするきっかけにもなっているようでした。

このように、場づくりは社員や部下を気遣う事にもつながってきますので、皆さんも自分に合った”キュンキュン”を見つけて、是非実行してみて下さい!

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