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【株式投資】自己責任が成長への第一歩

こんにちは。MAKOです。
先日のCPI結果を受けてNASDAQは-3%から+2%まで大陽線となり株式市場はやや混乱状態です。
原因はヘッジファンドによる空売りの買い戻しのようですが、段々と市場参加者も底値を意識し始めたということでしょうか。
※今朝のNASDAQは再度-3%の大暴落となりました。まだまだ荒れてますね。

今回の件でネットでは「上昇派」「下落派」の二つに意見が分かれています(ちなみに私は上昇派です)。
意見の異なるもの同士で罵倒し合うのはしょうがないとしても、自分の損失を他人(インフルエンサー)のせいにするのはどうなのかなと思います。

株式投資は自己責任

株式投資において誰を(何を)信じるかは自分で決めているわけだから、信じたものが間違っていたとしてもそれは自己責任です。
人によっては「騙された」と感じる人もいると思いますが、そもそも将来の株価というのは極論誰にも分からないのです。
インフルエンサーだって騙すつもりで発信したわけではないはずです。

何かを信じる時の判断基準

何か(誰が)を信じるかどうかの判断基準は「私は〇〇だと考える。理由は〇〇だから」と理路整然と話せるかどうかです。
ただし理由が「〇〇さんが言っていた」というのはNGです(これ本当に死亡フラグです)。
〇〇さんがそう言った理由(根拠)が必ずあるはずなので、そこを押さえるようにしましょう。

異なる意見同士でセルフ討論させる

どちらの意見が正しいのか分からない時は、自分の頭の中で異なる意見同士で討論させてみるのをお勧めします(お互いの意見を深く理解していないと出来ませんが)。
試しに「上昇派」「下落派」で討論させてみましょう。

上「CPIの結果は下落トレンドは見られなかったものの、インフレの更なる悪化は確認できなかった。よって今の株式市場に織り込まれているFRBの利上げ方針に変更はなく、株価はそこを打ったと考えるべき」
下「利上げはまだ始まったばかりで今後景気悪化は確実。本当の下落はむしろこれからであり、底を打ったなんて楽観的過ぎる」
上「FRBは2023年までの利上げカーブを既に示している。この結果は当然株価に織り込まれていると考えるのが普通では?そもそも景気悪化を目的として利上げしている以上、景気悪化も当然織り込まれているはず」
下「株価(時価総額)は企業の利益の積み重ねで形成されるもの。PERという指標がある以上、景気悪化により株価が下落するのは当然だし、企業が下方修正すれば株価も下がる」
上「株価というのは金利:業績=7:3程度で決まる。金利の影響は大きいので企業業績だけで株価を論じるのはナンセンス。2020年のロックダウンで株価が急上昇したのをあなたも覚えているだろう」
下「FRBは2023年は金利4%程度で据え置くと言っているのだから、金利が下がらない以上、株価も上昇しないはず。あなたの主張は矛盾してないか」
上「株価には先見性がある。金利が決まり、景気後退も決まり、インフレ沈静化についても時間の問題。つまりFRBはどんなに遅くとも2024年までに金融緩和に転じることが確実に決まっている以上、株式市場がそれを織り込むのは不思議なことではない。株価は不確実性を嫌うものだが、その不確実性が消えて確実に起こる未来が金融緩和なら株価は上でしょう」
下「あなたの意見はゼロ金利政策をベースにしたものであって今の金利ベースでは成立しない。実際‥」

とまあ、こんな感じに討論させると自分自身の頭の整理にもなります。

まとめ

自分で考えて自己責任で何かをするのは辛いものです。誰かを盲信したい気持ちもわかります。
ただしそれを乗り越えないと今回のように意見が割れた時、自分の信念がブレてしまいます。
よって他人ではなく自分自身を信じることがこの激しい相場で生き残る唯一の方法だと私は思います。
一度皆さんも上昇派と下落派どちらの意見を信じるのか考えてみて下さい。
今日は以上です。ではまた。

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