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友達の夢を分析してみた:好きな服が見つからない夢


先日、自分の夢を紐解いてみたという記事を投稿した。

その 記事を読んで、ノート仲間のミモザさんがやはり服が見つからない夢を見たと教えてくれた。
 
実はその前日に初めてフラダンスを習ったのだが、その日の晩にミモザさんから体験フラ教室へ行ったと言うLINEをもらっていた。綺麗なフラ用のスカートを履いた写真付きで!
 
同じ日にフラダンスの初体験するなんてどれだけの確率なのだろう?そしてその晩に二人とも服が見つからないと言う夢を見るなんてやはりミモザさんとご縁があるのだと思う。
 
さてミモザさんの夢である。これはご本人から了解をもらって記載している。

妹とバーゲンの服を選んでいるが、気にいるのが決められない。
 
(場面が変わって)noteを通じて知り合った友達と冒険(逃げたり戦ったり)しているが最後は安心できる場にいる。


このお友達はいつもミモザさんの創作を応援してくれていて、最近もその人の後押しで先延ばしにしていた有料記事の投稿を初めて試みたという。だからこの夢の意味は、このご友人とのご縁を大切にすると良いということかと思ったそうだ。
 
夢を紐解く時に一番大事なのはご本人の主観的な体験なので、この解釈はその通りなのだと思う。でもあえて私の解釈を加えることをミモザさんにお願いしてみた。と言うのもこの夢はそれ以上にポジティブな意味があるように思えたからだ。また私の夢と同じテーマでありながら展開が違うので、それを解説してみると夢に興味のある読者の方の参考になるのではと思ったのだ。ミモザさんが快諾してくれたのでこの記事を書いている。

ちなみに夢の解釈というのは夢だけでなくてその人のことを知っていないと難しい。以下の解釈は上記の夢とミモザさんの今いる状況などを加味して行った上、プライバシーには気をつけて書いたものであることをご理解いただきたい。
 
先日の記事で書いたように、夢分析で有名なユングは夢の中の服というのはその人の社会的な顔(ペルソナ)を表していると考えた。ちょうど私もミモザさんも人生の過渡期にあって次に何をしようということを模索しているから、二人とも夢の中で服を探しているというのは納得である。
 
ところが私の夢ではワードローブが古すぎる(つまり古いアイデンティティを手放せていない)が、ミモザさんはバーゲンで好きな服が見つからない。これはもしかすると自分に正規の値段を払う価値を感じていない、自分の価値に十分気づいていないということの表れかもしれない。
 
でも素敵なのは次の場面だ。そこでは自分を励ましてくれる友達と冒険しているのだ。例外もあるのだが夢の中の登場人物は自分の一部として考えてみるといい。するとこのお友達は自分の価値をちゃんと評価して、価値があるからこそいろんなことを試してみようという応援している部分と考えることもできる。つまり自分の価値を認める部分が育ってきているのだ。

そして最後は安心できる場に着地できる。だから新しいことにどんどん挑戦すると、仕事の方向性とか新しいアイデンティティが見つかるだろうし、色々大変なことがあっても最後はうまくいくと言うのが私の解釈だ。
 
とても良い予兆のある夢なので、友達としてはとても嬉しいしワクワクする。そしてミモザさんの方が私より着地点に近そうなのはちょっとだけ羨ましい。
 
さてミモザさんの冒険の一つ、初めての有料記事をご紹介したい。彼女は小説、詩、俳句、絵などの多様な創作活動をしているが、これは短編小説である。短い物語なのにスッと引き込まれて時空を超えた旅をした読後感がある。そして自分の中の寂しさが少しだけ癒えて心が温かくなっている。ここに彼女の創作者としての力量がある。


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