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今日から実践できる会議手法/書評『すごい会議』

すごい会議

“すごい”ってすごい言葉ですよね。
形容詞として全ての名詞を修飾できる利便性を有し、響きがリズミカルで口ずさみたくなります。
すごいって奴は、なんて奴だ、すごいすごいすごいすごいすごいすごい。

ということで、何ともすごそうな会議を求めて手に取ったのがこちらの書籍。
2005年に発売され、今年の1月に新版が発行されたそうで、書店でもずらりと並んでいました。
実はすごい会議さん、組織コンサルティング提案案件のコンペで戦ったことがあるのです。その時まで存じておりませんでしたが、マーケティングが上手だなぁと感ずるところです。

本書の要約はインスタグラムにアップしています!
気になる方はこちらをクリックし、ご覧ください!

本書の目的

本書はストーリーテリング形式で、著者の実際の経験をもとに”すごい会議”を体感できるのが特徴です。文字も大きく、本が苦手な方も軽い気持ちで手に取ることができます。

「すごい会議」のやり方を読むと、
・会議での話し方、聞き方が変わる!
・問題解決の仕方が変わる!
・意志決定の方法が明確になる!
・会議の参加者が何をするのかがはっきりわかるようになる!
そうです。

会議の型と、組織コーチングのアプローチを学ぶにもってこいでした!

本書による気づき

会議というものは、社内会議、社外会議を問わず、参加する全メンバーの人件費を費やしているにも関わらず、得てして目的がはっきりせずに無駄な時間が多くなってしまいがち。
本書の説く”すごい会議”は、効率的な会議体を論じるというよりは、「本質的に向き合うべき、参加者の痛みを伴う変革」の実施、そして実行に導くPDCAの型が紹介されています。

確かに使い勝手がよく、どの会議でも使えそうな手法やヒントがありました。特に、良質な問いは真似てみたいものが多くありました。

本書の通りに進めれば必ずやうまくいくというわけではなさそうですが、それぞれの組織の舵取り役が本書を理解することで、建設的で前向きな話し合いができる可能性がぐんと広がると思いました!

以上、簡単な書評になります。ありがとうございました!

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