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ワークエンゲージメントが支える心身の健康 ~やりがいを感じていれば、どこでも充実感が味わえる~

高久和男と昌宅由美子の「シルバーではなく、輝き続けるゴールド人財への道」

和男:仕事やプライベートでの活動において、継続的に高いパフォーマンスを発揮するためには、体力が必要だよね。疲れや体調不良が続くと仕事どころじゃなくなってしまう。結果としてキャリアにも影響を及ぼす可能性があると思うね。この前実感した経験があったからね。
 
由美子:先日大腸ポリープの手術で一週間入院されましたよね。大丈夫でしたか?
 
和男:毎年胃カメラと大腸内視鏡の検査を受診していて、その時に大腸の内側に小さいポリープが見つかって、「入院して取っちゃいましょう」という事になったんだ。僕みたいに大きな病気を患った人って、結構定期的に検査を受けている人が多いと思うんだ。かえって健康な人よりも自分の内面のメンテナンスが出来ているかもしれない。手術自体は軽い麻酔の中で行われたので、ウトウトしている間に終わってしまったから全然大丈夫だったよ。「術後に大量出血してしまう可能性もある」ということで、一週間の入院が必要な手術だったんだけど、経過は順調だったのでやることがほとんど無くてね。
 
由美子:それじゃ、入院期間中はゆっくりできましたね。
 
和男:ヒマっていうのも結構つらくてね。以前、オンラインアセスメントのプログラム開発をしているという話をしたけど、そのうちの一つをベッドの上で作っていたよ。病院という場所ではあったけれど、まぁ、健康的な状態だったからこそ会社での仕事から離れて、今やりがいを見つけている作業に没頭しちゃったよ。このプログラムは何とかベッドの上で完成させることができたから、充実感もあってワークエンゲージメントは高いままでいることができた。
 
由美子:手術が無事に終わったという安心感もあったと思いますが、入院中もやりたい仕事に向き合えて、ワークエンゲージメントは高いままだった。素敵なことですね。私が今取り組んでいる仕事は仲間と一緒に作り上げていくので、自分が健康でいたいという気持ちが以前よりも強くなりました。健康を維持するためのひとつとして、毎朝6:30から地元の公園でラジオ体操に参加していますが、朝のリフレッシュな頭で色々と仕事の進め方、構想も考えたりしています。
 
和男:僕たちは日常生活の中で忙しく過ごし、健康について深く考えることが少なくなってしまいがちだけど、健康を守ることでより豊かな生活を送ることができると思う。健康な毎日を過ごして平穏無事に暮らしたい。ただそれだけではなく、「この仕事を完成させたい」、「この仕事を仲間と一緒に作り上げたい」。そういう強い気持ちで「ワークエンゲージメント」を意識することが大事なことだね。そうすると、病気になっても早く元気になりたい気持ちが大きいし、病気にはならないように健康的な生活をするように心がけるようになる。僕は退院した翌日から朝の散歩を復活させているよ!
 
由美子:目標に向かって進むためには、まずは自分自身の健康に気をつけながら、自分のキャリアについて向き合う事。私たちのような50代~60代にとってはとても重要なことです。30代や40代のように無理はできない。でもただ健康なだけの50代60代でもつまらない。健康もキャリアも相互に作用しながらワークエンゲージメントが高い状態を保っていく。これって簡単ではないですが、継続していきたいですね。
 
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