今回の記事は、過去の記事「田坂広志『死は存在しない』にて(自我から真我へ)」のつづきです。この書物についてのまとめとします。
私自身は印象に残る霊体験を年に数回程度します。それでも、死後の世界があることは知っていますし、地球意識からの言葉を自身の内側から聴き取ることもあります。そんな私が、この書物に触れると、冷めた感じで「・・・ふ~ん・・・」ってなるところがいくつか見られます。
しかし、第一二話の四つ目の小見出しを見てください。
その簡潔な一文に到達するまでに、どれほどの体験を私たちは必要としたでしょうか? 日本語を今日まで運んできたすべての日本語生活者たちの存在も併せて考えると感動しませんか? その感動は、人間として生まれたことがない高次の電磁的知性体にはわからない感動ですよ。
以上、言語学的制約から自由になるために。