言語学では、名詞が先、ということになっています。
また、その気づきを後押しし得る独創的な実験が、アメリカの生理学者であり医師でもあるベンジャミン・リベットによってなされています。
無意識 ① ピカピカ
意識 ② ヒカリ
動作 ③ ヒカル
日本語の場合、オノマトペの「ピカピカ」が自然現象に触れており、それを表す名詞の「ヒカリ」から、動詞の「ヒカル」が派生しています。
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ところで、引用元の『脳はなぜ「心」を作ったのか』は、スピリチュアリストを満足させる内容ではありません。その著者が想定する「心」は、脳内で反響する、スピードの遅い意識ですし、無意識の働きを、「小びとたち」のいたずらであるかのように記述するところが散見されます。
以上、言語学的制約から自由になるために。