見出し画像

バーバラ・マーシニアック『プレアデス+かく語りき』にて(大要)

今回の記事は、過去の記事「バーバラ・マーシニアック『プレアデス+かく語りき』にて」のつづき、ということにします。この書物は、第17章を試し読みしただけで、まったく深読みできていませんでした。

この書物を読み直したのだが、言語意識の探究が進んだせいか、より深読みできる自分に驚いた次第・・・。今、気になる文章を救出しておきます。

 時間は皆さんが考えているよりもずっと広大なものです。実際には、時間は情報を記号化し、情報と遊ぶものです。時間を延ばし、歪め、曲げ、捩ることによって、皆さんがさまざまな現実に同時に存在することを可能にしてくれるものです。時間の楕円形のカーブに乗り、時間は固定されたものではなく、したがって、現実も固定されたものではないことを理解することによって、多くの現実を同時に体験できます。

――pp.31-32 第1章「時空を超えた大使たち」

さて、この書物には、三つの壁があります。

一つ目の壁は、第4章「自由意思地帯の記憶」。
スピリチュアルな知見に責任を持ちたくない人はここまでです。

二つ目の壁は、第9章「深遠な新しい境界線」。
スピリチュアルな知見を持ち、人生で鵜呑みにしてきた数々の境界線を見直し、改善したり、手放したりすると、自分の可能性が開けてきます。言語学的制約は、この章の周辺に集中していると思います。

三つ目の壁は、第17章「光の言語」。
言語意識を超える意識も総動員して、人生にコミットしなければ、たとえば「思考は現実化する」などと言い切ることはできないが、それがわかるようになると、知性ある幾何学模様と共存できるようになる、ようです。

あなた方には、一つの構造、あるいは、幾何学模様が埋め込まれていて、それがあなた方のなかにある、ある種の情報を引き出す引き金となります。それは、また、あなた方の仕事を非物質界から手伝っている存在たちが、あなた方の存在の内部に情報を直接送り込むときに役立っています。あなた方の大部分の人たちには、これが埋め込まれています。埋め込まれていない場合、もし、あなたがそれを選択し、それに自分のあり方を合わせていくならば、間もなく埋め込みが行われることでしょう。それを選択しない人に埋め込みが行われることはありません。この光の言語の構造は、あなたの発達を助ける情報やエネルギーを受けとるための一つの手段です。本や知力を使わずに学ぶ一つの手段です。それは、あなた方の理解を遙かに超越した一つの霊的聖師団ヒエラルキーが存在していて、彼らは人類発祥の時点から人類とかかわりをもってきたという考えに心を開くことと関係があります。

――pp.247-248 第17章「光の言語」

今の私は、第9章のあたりまでなら深読みできます。言語共同体で共有する「時間」の考え方が変わると、「言語」のあり方も変わる・・・。

以上、この記事のつづきはまた別の機会に。