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デジタル顧客接点のブランド体験創出にはキャラクターが活用が重要

コロナ禍での顧客接点創出は「デジタル」が最重要

新型コロナウイルスの感染拡大以降、顧客接点においてイベント中止等で「リアル」接点が苦境に立たされることが非常に多いのではないでしょうか。

そういった流れからデジタル接点における顧客との関係作りを進める流れが加速していると思います。

多くの企業がマーケティングのDX(デジタルトランスフォーメーション)を重要な課題と考え、デジタル施策を中心とした新しい顧客体験を創出しようと急ピッチで取り組んだ1年だったのではないでしょうか。

急伸するデジタルインセンティブ活用だが…

販促領域においてはデジタルインセンティブがポピュラーなものになってきました。「ポイント」「電子マネー」「デジタルクーポン」等が代表的で、企業側が0からシステムを構築せずともデジタルインセンティブが簡単に付与できるサービスも増えてきました。クオン(※)が多くの企業とタイアップしている「LINEプロモーションスタンプ」もその例の1つと言えます。

(※)株式会社クオンは2022年1月に経営統合し、株式会社Mintoとなりました。Mintoはアニメ・漫画などのエンタメビジネスをアップデートするスタートアップです。世界4カ国に拠点を持ち、コンテンツ×広告、越境IPプロデュース、Webtoon、Web3・メタバースの事業を展開しています。

また、個人の消費においてもコロナ禍においては個人ユーザーによるデジタルギフトの利用が急伸しているというニュースがあります。(店舗で受け取るのではなくデジタル上で配送先をしておくる配送型)

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(出展:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2637)

デジタルインティブは個人情報の取得負担が軽減したり、配送費コストの圧縮、賞品付与までのリードタイムの圧縮など利用メリットがあります。

一方で、デジタルインセンティブは所謂金券類といった汎用性の高いものが多く「企業固有のブランド体験を創出しづらい」という課題があるように思えます。

ポイントなどの汎用・利便性が高く消費者からの人気も高いですが、受け取った企業に親近感を感じたり、ブランド意図を体験する行為からは離れているのが現状です。

クオンはデジタル接点での企業固有のブランド体験のを創出にこそキャラクターが活躍すると考えています。

キャラクターとマーケティングDX

キャラクターはリアル⇄デジタルの行き来!
そもそもキャラクターはリアルとデジタルのインテグレーションへの対応に強いのが特徴的です。製品パッケージからSNS 等デジタルへ活用をひろげる際もブランドイメージを損わずに行うことができます。「チキンラーメンのひよこちゃん」は代表的事例ですよね。キャラクターはクリエイティブとしても加工しやすいため、バナーやアイコンなどデジタルの様々な表現に対応が可能です。

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(出典:チキンラーメン ひよこちゃん公式Twitter)

キャラクターはリッチなブランド表現が可能

デジタルインセンティブは、キャラクターを活用することで表現の幅が広がる可能性を秘めています。これまでのデジタルイセンティブは待ち受けなどの「画像」のイメージもありますが、5G移行やNFTの登場により3Dデジタルフィギュア、デジタルトレーディングカードなどリッチな表現が可能になりました。ブランドが持つアイデンティティやデザインイメージの表現も可能になり、ポイントやクーポンを渡すよりも消費者にとってブランドに対する親近感が湧きますよね。

フィギュアやコレクト要素が出てくると余計に集めたくなる欲も出てきますよね!ポイントをもらうよりも、デジタルコンテンツを通して、企業や商品のキャラクターのことをより身近に感じたり好きになる可能性確かそうです。

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(デジタルフィギュアイメージ、Raribleより引用)

デジタルインセンティブの未来

デジタルインセンティブ×NFTを活用することにより受け取った人が2次流通の利益も享受できるようになるという未来も考えられます。(これは新しい概念ではなく、企業のキャンペーンでもらったQuoカードをメルカリに売っていることがデジタルに置き換わる現象だと言えます)
 デジタルインセンティブはただ付与されて使ってしまえば終わりとなるものではなく、継続的に消費者とエンゲージするきっかけにもなるので、視点を変えてみるといろんな活用方法がありそうです。

クオンはNFT関連事業に積極的に取り組んでいますが、販促領域でもキャラクターやNFTを活用していきたいと考えております!

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