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【HykeComic様からみたMinto】キャラづくりのこだわりがMintoの魅力(Webtoon事業部)

Minto Studio事業責任者の中川です。
Mintoはアニメ・漫画などのエンタメビジネスをアップデートするスタートアップで、2021年にWebtoon専門の制作スタジオ「Minto Studio」を立ち上げました。

今回は、株式会社HykeComicの橋本佳奈さまに「取引先から見たMinto」として話を伺いました。橋本様とは数本のWebtoonを共に制作させて頂き、そのうち『転生したら生贄王女でしたが魔王様の抱き枕に再就職しました』は先日LINEマンガで総合2位になるヒット作となっています。

まずはご自身の自己紹介をお願いします。

株式会社HykeComicの橋本佳奈と申します。弊社は2022年6月にマンガアプリ「HykeComic」をリリースし、現在までに30本以上の自社制作オリジナル作品を中心に、ユーザーさまに楽しんでいただいています。

私は女性向け作品のプロデューサーをしており、これまで18作品に携わってきました(制作中の作品を含む)。HykeComic以外にも、LINEマンガやコミックシーモア、めちゃコミック、comicoなどで作品を配信させていただいており、LINEマンガでは総合1位を3作品、総合2位を2作品で獲得したことがあります。

縦読みフルカラーコミックアプリ「HykeComic」

弊社のWebtoon制作スタジオ「Minto Studio」とは、これまでどのような関わりがありましたか?

弊社はアカツキのグループ会社として2022年4月に設立されましたが、Minto Studioとはかなり最初の頃から関わらせてもらっています。特に初期の2作品に関しては、どんな作品を手掛けていくか、私たちも試行錯誤を繰り返していました。かなり色々な面で相談に乗っていただきましたね。

その後、新たに「ロマンスファンタジー」というジャンルにおいても作品づくりをご一緒させていただきました。今回、Minto Studioと共に制作した『転生したら生贄王女でしたが魔王様の抱き枕に再就職しました』という作品はおかげさまでLINEマンガ新着1位、総合2位を獲得するヒット作品になっています。

本作は、主人公のイーグレットが魔王の抱き枕になるという斬新な設定なのですが、徐々にふたりの距離が縮まっていく過程を見ながら、ドキドキ感を楽しんでいただけると思います。ふたり以外のキャラクターも可愛く、話を追うごとに魅力的になっていきます。おすすめですので、ぜひHykeComicかLINEマンガで読んでみてください!

HykeComic

LINEマンガ

Minto Studioにはどんなことを期待していましたか?

Mintoさんは、IP創出に強みがありますよね。私たちも事業としてたくさんのWebtoon作品を作りたいと考えていますが、キャラクターの魅力を最大限引き出すことは不可欠で、それこそが国産Webtoonの強みとなると考えていたため、「キャラクターをどう魅力的にするか」という点は期待していました。

実際に仕事において、満足いただいている点を教えてください。

ひとつは、やはりキャラクターづくりの知見が豊富なことです。キャラクターはどんな性格で、どんな行動原理で……といったことを突き詰めていますよね。必要に応じてディスカッションもしてくださり、一緒に考えてくれているなと実感します。

もうひとつは、対応が柔軟なことです。私たちもユーザーさまの動向を数値で追いながら、話の中のコマを変えたり、配信先に応じてサムネイルの色味を変えたりしています。かなり急な依頼になることも多く、申し訳ないと思っているのですが……。でもMintoさんは部署横断で対応されているのか、色々な部署の方がフォローに回り、いつも助けてくれます。相談しやすく、心強さを感じています。

それから、めちゃくちゃ楽しそうなスタジオだなと感じています。個人的に嬉しいのは、スタッフの皆さんが盛り上げ上手ということ。普段私たちは、他の制作スタジオも含めてSlackでコミュニケーションをとっていますが、Mintoさんのリアクションの速さはすごいですよね。すぐに、しかも担当以外の方々もスタンプをつけてくれます。Slackでの対応は本当に素敵で、いつも元気をもらっています。

Minto Studioとのやり取りで、印象的なエピソードがあれば教えてください。

「東京カレンダー」で配信されていた『美活時代』という小説を原作としたWebtoon作品を、共同制作させていただいたときのことが印象に残っています。先ほどキャラクターの深掘りに付き合っていただいたと話しましたが、文字である小説からキャラクターを絵として描き起こす作業に、当時はなかなか苦戦をしていました。
主人公のユリカはいわゆる「港区女子」という位置づけなのですが、最初は弊社とMintoさんとで彼女の見た目のイメージが合っていないと感じていました。それをどう言語化すればイメージが伝わるのか、悩んでいたんです。

モヤモヤを抱えてミーティングに臨んだのですが、Mintoさんの担当者が根気強くイメージのすり合わせに付き合ってくださり、4象限マトリクスを埋めながら、”ユリカ”というキャラクターが、なぜこの系統の服装を選ぶのか、身につけるアイテムのブランドやネイルのデザインまで、細かく議論させてもらったんです。「そこまで考えなくても良いのでは?」と思われるかもしれませんが、この作業がその後の制作をスムーズにしてくれたと思っており、とても感謝しています。

今後、Minto Studioに期待することは何ですか?

日本のWebtoon制作は、変わり続けていく中で課題感ももちろんあると思っていますが、Mintoさんは日本だけでなく、海外のクリエイターも巻き込んで制作されていると思うので、そのあたりのノウハウ共有など、より日本のWebtoon業界を盛り上げていただけることを期待しています。

ぜひお願いします!では最後に、このnoteを読んでいる方にメッセージをお願いします。

HykeComicは、アプリリリースからちょうど1周年のタイミングです。オリジナル作品も着実に増え、1周年を記念した企画やイベントも色々やっていますので、ぜひアプリをダウンロードしてもらえたら嬉しいです。今回は女性向け作品を紹介しましたが、男性向け作品もヒット作をかなり多く出しています。これからも良いサービスをつくっていくので、どうぞご期待ください!(HykeComicのダウンロードはこちら


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