見出し画像

【第2回】中学生から始める大学数学

今回の目標は

・差集合を理解すること
・補集合を理解すること

の2つです。一緒に頑張っていきましょう。

前回はこちらです。

差集合

差集合の定義です。ベン図は以下の様になります。

画像1

画像5

「差」という名前の通り、引き算のイメージで捉えると良いのではないかな、と思います。

では問題です。

画像3

解答は以下のようになります。

画像4

補集合

考える範囲が決まっているとき、その範囲全体を全体集合と呼びます。

例えば、「(A中学校の中で)3年1組の集合」を考えるときの「A中学校の生徒の集合」が全体集合となります。

このとき、全体集合からみて「補う」ような集合を「補集合」と呼びます。定義とベン図です。

画像5

画像6

では問題です。

画像7

どうでしょうか。解答は以下のようになります。

画像8

さて、次回は部分集合の集合である「べき集合」と、中学校で扱う「座標」のようなものを要素に持つ「直積集合」を扱っていきます。また次回お会いしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?