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ふうっ、寒い。エアコンのタイマーが切れたら、寒くて眠れたもんじゃない。本当はエアコンの暖房を掛けっぱなしで眠りたいけど、そんなことしたら電気代がいくらあっても足りないもん。その分布団の方を分厚くしたら済む話なんだけど、そうすると今度は掛け布団が重たくて眠れない。

2月の頭ぐらいまで、後期の試験があった。この時はこの時で、目の下に隈を作りながら勉強してた。当然、寝る暇も惜しんでたし、バイトなんてもってのほか。試験が終わったら終わったで、もともと寝てなかった分、何もしなくても眠れた。それが、1週間ぐらい経ったらこの有り様。バイトしてない分財布も薄いし、誰かがそばにいるわけでもないから、なおのこと寒さが身にしみる。

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3,673字
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キューティー吉本が過去に書いた小説をまとめました。恋愛小説が多い感じです。

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