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詩歌もどき まだひとりだね
海をみて酩酊するのがひとりだった日のこと はやく僕らになりたい
詩歌もどき 眼をとじてみてよ
眼を閉じてこっちを向いて まっすぐに手を伸ばしてよ 目の前にいる今の私をみて
詩歌もどき 音の海で
音に包まれながら一緒に寝転がって
いつの間にか眠っていた夜のこと
詩歌もどき 抱きしめる
何かが吹っ切れた瞬間
話したい衝動が押し寄せて
堰を切ったように言葉が氾濫して
それを温かさと興味をもって
聴いて咀嚼してくれる人がいる
いないと思っていたけど確かにいる
今を抱きしめる
短歌もどき 偏光フィルター
華麗に弧を描く 君の偏光フィルター通れば
私は さ とウく る ミ