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降ってきていた大王 第2話 やるよぅ

  パチパチパチパチ

タモさん「はい続いては恐怖の大王でーす」

大王「あ、どうも、は、はじめまして!いつもこの番組見てます、Mステ」

タモさん「へぇ嬉しいねぇ、大王?大王っていうのは何?なんで大王なの」

大王「あ、自分は大王やってましてぇ、恐怖の大王っていう、、1999年に降って来るって言われてた、、」

タモさん「あのノストラダムスの?予言の」

大王「あ、そうですそれです!そのダムスさんの言ってた大王なんです」

タモさん「へぇ、すごいねぇ」

大王「へへ、それほどでもぉ~」

タモさん「懐かしいねぇ、、じゃあ地球を征服する?」

大王「い、いずれは、たぶん、はい」

タモさん「こわい事言うねぇ~、、じゃ、スタンバイお願いしまーす」

大王「は、はい!」

タモさん「元気だねぇ」

女子アナ「それでは参りましょう、恐怖の大王で『今はとにかく遊びたい』です」


大王「ららら〜毎日ゲームしてー♪アニメ見てー♪本来の目的を忘れてー♪ららら〜」



  本番終了後 

 プルルるる、プルル、、


大王「はい、もしもし〜大王ですぅ」

男「あ、大王?」

大王「あぁ、また君かぁ」

男「お前、なにMステ出てんだよ!」

大王「ん〜、ごめんよぅ、出てないよぅ」

男「出てたじゃねーか!どんなウソだよ」

大王「ごめんよぅ、歌でブレイクしたんだよぅ」

男「あのなぁ、お前は我々が送り込んだ恐怖の大王なんだぞ、なんで日に日に人気者になっていってんだ」

大王「来月にはハリウッドデビューも決まったよぅ」

男「なんだと!断われそんなの!これ以上人気者になったらどうするんだ!」

大王「そしたらもう、、大王を引退す、、」

男「何言ってんだ!今まで地球での生活費にいくら送ったと思ってるんだ!毎日ゲームばっかりして、引退ってまだお前大王らしい事何もしてないからな!」

大王「スマホのゲームは?」

男「大王らしくない」

大王「課金しても?」

男「らしくない」

大王「ん〜もうよく分かんないや」

男「目を覚ませって!目標見失うなって」

大王「あ、そうだ!君が僕のCD一万枚買ってくれたら、嬉しくなって征服始めるかも!」

男「、、、ホントか?今度こそ本当に始めるんだな?」

大王「はい!ぜったいに!やる気まんまんですから〜!」


続く

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