QQ女の戯れ事

岐阜でQQ実験所という手仕事の物を販売する雑貨店を夫婦で営んでいます。 薄っぺらい人…

QQ女の戯れ事

岐阜でQQ実験所という手仕事の物を販売する雑貨店を夫婦で営んでいます。 薄っぺらい人生経験と偏った現時点の知識や考えに基づく なににも役にたたない中年女の戯れ事をボツボツ書く予定

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辰年女 QQ女あたらしいことはじめてみました

2024年がはじまりました。 ことしはQQ女は年女。48歳になります。 何か新しいことをはじめてみようと思いブログに中年女の戯れ事を書くことにしました。 書くことで自分を客観的に見ることができるのではないかと期待。 まずは自己紹介。 岐阜県岐阜市で「QQ実験所」という名の雑貨店を2022年から 夫婦ではじめました。 今の生活に至るまでのQQ女をざっと。 QQ女は岐阜市で生まれ19歳まで岐阜で育つ。 20歳の誕生日になにを思ったかNYに飛び約2年を過ごす。 その後東京に

    • 嫌われる仕事なんて言わないで

      QQは築90年の古い木造の長屋をお借りしている。 この古いのが気に入っている。 お店を出てすぐの所には県道があり車がよく通る。よく通るからか、道路にはタイヤで掘れた跡ができ水が溜まるほど。 何度か部分補修したのか継ぎ目がいくつかある。 そこに大きなトラックなどが通るたび「ガタンゴトン」と音をたて古いQQはガタガタと揺れる。 ここに越してきたばかりの12月、 「外かよ!」とツッコミを入れるほど寒くてうるさくて揺れるこの場所に耐えられるのか心配だった笑 きっとあの道路の大き

      • QQ女母と下ネタ

        看護師だったという母は私を産んだ後専業主婦になったが、縫い物が得意でミシンを踏み内職をしていた。 岐阜は昔ファッションの街というくらい繊維の街だったため、縫製屋さんや内職をやる所がけっこうあった。 ひとりっ子の私は夏休みのプールから帰ってきては母のミシンの音を聞きながらアイスをペロペロ食べ昼寝をするのが至福の時間だった。 外に出るのが好きな子供だったが、学校から家に帰った時母がいないと親戚中に電話をかけまくって探すくらい母は心の安定剤だった。(普段は自由にさせておいてほしい

        • ミラクル珍道中作家時代⑤

          QQ女は自分のスキルを身につける為 興味のある会社で働こうと探しはじめる。 日本橋馬喰町の問屋街にひときわ気になるお店があった。 前に2、3度中に入った事がある。 店頭には日本のカゴや海外のカゴがどっさりと並び、昔懐かしいざるやバケツ色々な道具や帆布のバッグなどが並んでいる。 時間が止まっているような不思議な空間。 ふらふらと見ながら奥へ行くと、数人自分と同じくらいの歳の人たちがせっせと働いている。 「アルバイト募集」の小さい貼り紙が目に入った。 あ、アルバイト募集し

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        辰年女 QQ女あたらしいことはじめてみました

          ミラクル珍道中作家時代④

          まだ想像出来ぬ新しい道をぼんやりと思いながら、「うーんではやりましょう」と売れっ子デザイナー気取りの若かりしQQ女(笑) いくつかデザイン画を描いて用意する。 はて、しかし、つい最近簡単なバッグを自分の家のミシンで縫っていただけなんだけど、一体全体中国へ行って何が出来るのか? 何のスキルもありませんけど? 一抹の不安を感じるも、勘違い売れっ子デザイナー(自称)にはもはや羽が生えている。 とりあえず行けばなんとかなるべ〜 最初どういう話だったか覚えていないのだけれど(後

          ミラクル珍道中作家時代④

          ミラクル珍道中作家時代③

          その頃インターネットというものでショップが開けるという情報を得た。 あまりパソコンというものがよくわからなかったのだけれど(今もいまいち)、これはこの時代ホームページというものを作った方がよろしいと思った。 今は簡単なホームページなら自分で作れる時代になったが当時はまだまだ作れる人も少なく作ってもらうにも高かった。 そんなころ、三軒茶屋のライブハウスにたまたま行って入り口あたりでしゃべっていたら、男性が1人じっとこちらを見て立っている。 「おう!QQ女?」 ん?誰だ? と

          ミラクル珍道中作家時代③

          ミラクル珍道中作家時代②

          販売してもらえるお店がある! 少しばかり作っただけで味をしめたQQ女は以前住んでいたNYに売りに行こう!と企んだ。 NYの人たちはどんな反応をするのか? とりあえずあてはないが路上で売ってみるか? と思い立つ。 仲の良いカメラマンの友人に話すと一緒に行くという。 よし、それは心強い。 それでは行ってみよう。 アメリカなどでは「サブレット」と呼ばれる、一時帰国などで数日家を空けるので誰かその間ここに住みませんか〜?といって部屋を又貸しするという事をよくやる。 特に日本人同士

          ミラクル珍道中作家時代②

          ミラクル珍道中作家時代①

          QQ女の20代はふらふらと自分のやりたい事はなんなんだを探す時代だった。 NYに押しつぶされそうになった私は逃げるように日本に戻り東京に来たけれど、ずっと若さから有り余るエネルギーを行き先の違う所へ消費しているような気がしていた。 (高校までスポーツをやっていたからか体力が無駄にある) 見るもの感じるもの全てをヒントにして自分の中のものを表現したい! そんな事が出来る日を夢見ていた。 とはいえ自分がこれだ!と思えるものなどあるのだろうか。。 東京でのガードマン時代につ

          ミラクル珍道中作家時代①

          川のおねえさん

          偶然にバッタリ知ってる人に会うことが多い。 何かしら縁がある人には会うのでしょう。 東京の電車で座った向かいの席に高校の同じ部活の同級生が座っていて、そしたら最寄り駅がなんと同じだったのでそのまま一緒に飲みに行ったり、仕事でフランスの展示会に行って会場を歩いていたらしばらくぶりの友人とバッタリあってその後夜ごはん食べに行ったり、新婚旅行でスペインに行った時は、仲良くしてくれるイギリスの取引先の人とバッタリ会って(その人たちは前日スペインにいこうと思い立って来たらしい)びっく

          川のおねえさん

          鏡の人は自分説

          道ゆく人やスーパーなどで、ちょっとぶつかったり、同じ方に避けてあ、あ、みたいな事あります。 私は特にぼけ〜っとよそ見してたり違う事考えながらふらふら歩いていたりするのでよく向かってくる人と同じ方に行っちゃうのだけれどあれってミラー効果? ※ミラー効果 親密な関係では相手と同じ動作をすることが多く、好意を抱いている相手と同じ動作をしてしまうことなど。 Wikipediaで「ミラー効果」を見たらなんだか違う難しい事が書いてあってそっと閉じた。 東京に住んでたころよく歩いた。

          鏡の人は自分説

          OH!YOYO!

          昭和生まれの人間として家族団らんはみんなでテレビを観る事だった。 ごはんを食べて、お風呂に入って、りんごなんかを食べながら金曜ロードショーとかゴールデン洋画劇場とか映画を見たり、たまにドラマなんかを観るのが子供ながらに楽しみだった。今思うと幸せな平凡な日常だ。 いまだにゴールデン洋画劇場の和田誠氏の描くオープニングなんかはダンサーがステージで踊るところから男女がキスして頭から消えてくところ、最後のデデデデデンまで再現しながら歌ったりする。(最初の方はふわっとしか覚えてない

          ガードウーマン

          QQ女には20代のころ東京でやったバイトでガードマン(警備員)の時代がある。 のほほんと生きてきてやりたい事がみつからない自分に不安を覚え、もっと世間に揉まれたい!芸人の下積み時代のような事をしたい!となんの芸もない自分がちょっとズレた方向に情熱を向ける。 なんのスキルもないため特技はないが、普通のアルバイトには興味がない。 中学高校とスポーツをやってきたから体力はある。 お金がないけど自由は欲しい。 そこで選ばれたのが、ガードマン(警備員)! その日その日で違う現場

          ガードウーマン

          お肌とお顔

          私はこう見えても美容に興味がある。 良い化粧品があれば試してみたいし、美顔器とかで引き上げたい。 年齢や重力に抗いたい。 といっても基礎化粧品は長年変わらず気に入ったものを使っている。 先日、リフレッシュできるようないい香りのするハンドソープを求めてデパートをさまよった。 あるお店に入り物色してると、若いきれいな女の人が 「何かお手伝いできる事がありましたらお声がけください」とキラキラとした笑顔で言ってきた。 最近はいらっしゃいませではなく 「May I help y

          夢は外国人

          ある思春期の若かりし時、世の中には一夫多妻の国があるという事を知った。 (まあ今思うと昔の日本もそうだけど) え?1人の夫と1人の妻って全人類のルールじゃないんだ!国のルールなんだ!と衝撃が走った。 え?じゃあ何?「3年目の浮気」とか歌ってもポカーンな訳? え?じゃあ今のルールはただ単に日本の中だけのルールなの?誰が作ったの? 常識ってなに?まで発展し、処理能力が低い脳みそは停止する。 (追求する集中力を持っていないため、だいたいぼんやり思って脳内にフワフワと浮かんでいる)

          バタフライエフェクト

          バタフライエフェクトをまあまあ信じている。 バタフライ効果と言われ、小さい蝶(バタフライ)が羽ばたくと遠い地で竜巻が起きるという現象。 とても小さな出来事が、最終的に予想もしていなかったような大きな出来事につながるという話。 お店で新しい商品が入ると、おもしろいもので新商品と言わなくてもそれがすぐ売れたりする。 新鮮な風が入ってキラキラ輝いているのがわかる。 そして他の商品もその新入りに刺激されてちょっとざわざわしている気がする笑 日常生活に新しい風を入れたい時は、新し

          バタフライエフェクト

          ゲボマン

          私はわりとプラス思考で負けず嫌い。 プラス思考という割には未熟なため、小さなことでウジウジしたり、虫のいどころが悪いと暴言をはいたりする。 散らかした自分が悪いのに探しても探しても出てこないペンがやっと出てきたらペンに怒りをぶつけることさえある小さな人間だ。 どこまで正確かわからないが、子供の頃のことを結構覚えている。 私は1人っ子だったのだが、子供の頃はほぼ1人で家で遊んでいることはなかった。 出来れば誰かと遊びたい。 活発な子、おとなしい子、色んな子に興味があった。