『スタートアップ的想像力とは何か〜「筋金入りの素人」がファッションを考える〜』
台北への出張の機内、少ない時間で読めるので寺田寅彦のエッセイ『ルクレチウスと科学』を再読した。科学にはボルツマン的な数的分析能力(人工知能話でもRBM などで名前がお馴染みの)、ファラデー的な器械的実験能力(まともな教育を受けてないが、実験的才能によって電磁気学の基礎を築く)と古代ローマの詩人ルクレチウス的想像力(内容は青空文庫やKindleでも無料で読める)の組み合わせが必要とのエッセイで、改めて頷くこと多数。スタートアップの価値にも通底するなと思った。
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