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白ごはん×お肉

お肉とごはんって最強の組み合わせやと思うんです。当たり前の事を言うてるんですけどね。

ごはんオンザお肉。この禁断の組み合わせにに巡り合ったのは、小学生の時でした。そう焼肉です、焼肉。ロースをいい具合に焼いて、ツヤツヤの焼肉のたれにちょいっとつけて、ご飯の上に乗せる。ロースの脂のキラキラが食欲をそそる。3メートルぐらい離れても私、あんたを見つけれるで、っていうぐらい光ってる。(3メートルって微妙な距離)そしてすごく美味しそう。もう見た目からしておいしそう。

ごはんの甘みに、お肉の脂がのっかって、さらにごはんが甘くなる。どういう仕組みなのか分からないけど、ごはんが本当に美味しくなる。この美味しさは知っているけど、信じられないぐらいの中毒性を持っている。次の日もあの組み合わせを求める。今日も食べたい、自分の身体がどうなったっていい!もしかしたら、明日死ぬかもしれないのに!!!

お年頃になり、大人になり、脂質と糖質が組み合わさると自分の脂肪になる、という事実を知ってから、そんな組み合わせはしないようになった。特茶のCMでもこれでもか!!!っていうぐらい「脂質×糖質」という最高の誘惑ワードを惜しげもなく、テレビ画面に出したあげく「脂肪になりやすい」とか言っている。「そんなん知っとるわ!!!!!」とテレビにツッコミを入れる。それでも食べたいんや!と。

焼肉屋に行ったら、ごはんを頼みたいのに、泣く泣くがまんする。ビールを飲むからだ。お肉、ビール、ごはん、の御三家を夜に食べた日には、翌日は半日断食をしなければ、脂肪になる。よく、チシャの葉にお肉だけを巻いて食べるといいよ!なんてダイエット特集とかで言うけど、お肉だけ?だけ?ってなんなん?ごはんも一緒に巻かないと、おいしさ半減やし!と思っている。チシャの葉、ごはん、ロース、の新御三家を一緒に食べる事によって、完成されるのに。チシャの葉とお肉だと、中身がスッカスカ。貴重な肉汁と焼肉のタレが、チシャの葉の、下の方から流れ出てもったいない。袖にべーーーって付く。うわあ、損した、肉汁を持ってかれた、ってなる。絶対なる。(袖の心配はないんかい)だからチシャの葉だけを最初に食べる。むしゃむしゃ草食動物みたいに先に食べて、繊維質を気持ち摂取して、お肉を食べる。それなら、もしかしたらタンパク質だけ上手い具合に取れて、筋トレをすれば、筋肉になるかもしれない。(もうビール飲んでる時点で全てが無駄やけどな)

聞いてください、元日一発目からえらい組み合わせをやってしもうたんです。白いごはんonザ・肉のたたき、です。肉のたたきとローストビーフの違いはググってもらったら、分かると思うので割愛させて頂きます。白いご飯の上に肉のたたきを乗せた瞬間、上質の脂がとろーっと、とろけました。

「ああ・・・これは・・・」周りから感嘆の声が漏れます。

白ごはんの湯気と、肉のとろけ具合。最高か。

肉のたたきを作った、義母(旦那のお母さん)が、すごいってなりました。私はこんな高級なお肉を調理できません・・・緊張で手が震えます。そしてお手製のタレ、こちらもおいしくてどんな配合なん?と思いながら、絶対味覚なんてもってないのに、調味料に何が入ってるか分析しようとする私。今度作ってみる、タレだけ。(肉のたたきは?)

お味の方は言うまでもなく、美味しかったです。天国だよ。惜しげもなくビールも飲みましたわ。我慢しないって決めたの。運動?ダイエット?たぶん来年から本気出します。(2018年始まったばっかりーーーーー!)

たくさん食べたいと思うのですが、体のほうが追い付いてこなくて、たくさん食べたいのに、食べれない、というジレンマが襲い掛かってきました。

食べたいと思う心に、胃腸が追い付かない。とうとう老いてきたぜ、Yeah!(突然のラップ調)

後がよろしいようで・・・今年も胃腸を大切にしながら、たくさんのごはんを感謝して頂きます。



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