子ども(幼児)とWorking Anywhere「子どもの過ごし方編」

子ども(幼児)Working Anywhereの実践方法をまとめようと思ったきっかけはこちらの記事から。

▶︎子どもと働く? 子どもを預ける?

今回のコロナで改めて実感。子どもと1対1で、ずっとは仕事にならない。
育休中に仕事?と言われるかもしれないけれど、これからのキャリアに向けて、旅行管理者の資格を取りたいと思い、2月から勉強スタート。勉強直後に緊急入院したりで出鼻をくじかれたけど、なんとか9月の試験で一発合格を目指したくて、息子2・あおのお世話をしながら勉強して、息子1・だいだいの保育園のお迎えいって、時々地域を回って、という算段でいたけれど、コロナであっけなくくだけ散る。
保育園の登園自粛で、だいだいが常に家にいる。ただでさえママっ子のだいだいは、例に漏れず赤ちゃん返りし、とにかくママ、ママ。べったりでしんどい。(ようやく、6月から週2日ほど保育園に登園できるようになった。)

LivingAnywhere Commons拠点なら、自然も施設の中も遊び場、そこにいる大人たちが家族みたいなものなので、いろんな人に話しかけたり、遊ぼうと誘ったり、自分の遊びに没頭するだいだいも、家でおとなしくしていてねは相当厳しいらしい。保育園のように先生たちや友達がいてくれるわけではない。家では父も母も仕事(勉強)。あおの授乳やお世話で構ってくれないので不安・ストレスハンパなし。こちらとしては、なんとか時間をやりくりして遊ぶ時間を作っても、それでは足りないらしく、常に遊んで遊んで怪獣。ママはだいだいのこと嫌いなの? いなくなっちゃえばいいんだ、とネガティブモードが1,2日に1回は発生。その度に如何にこちらがだいだいを大好きか伝えるが、なかなかそう簡単にはネガティブモードを脱することができない。本当に難しい。

愚痴っぽくなって、少し話がずれたけど、Working Anywhere 中のだいだいがどう過ごしているか、をまとめてみる。

1.一緒に仕事についていく、仕事場で遊ぶ
2.実家に預ける
3.現地で預ける

1.一緒に仕事についていく、仕事場で遊ぶ

こちらは、2パターンある。
LivingAnywhere Commons拠点の場合・・・
LivingAnywhere Commons拠点で子どもをみながら仕事。

LivingAnywhere Commons拠点以外の場合・・・
例)役場・市役所、連携するまちづくり団体の事務所、カフェ、視察先
拠点以外で打ち合わせがあるときは、連れて行けるかどうか確認・会議の内容をみて判断。ありがたいことに、市長室などにも一緒に入らせてもらうこともある。空き家の視察や、地域の移住ツアーの企画アドバイスの時は地域を回ることも多い。どうしても連れていけない時は、これまでは「現地で一時保育に預ける」一択だったけれど、一緒にLivingAnywhere Commons拠点があれば、そこにいる人たちが見守ってくれる中走り回ったり自分で遊んだりするので、息子は置いていくことも増えた。

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みんながランチがてら教育やテクノロジーについてディスカッションするのを、ご飯そっちのけで興味津々?で聞いているだいだい。わかっているのかいないのか、ここで出てきた言葉を覚えて、ドローンはこんな時に活躍するんだよね、とか言ってくる。

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東京の企業の社長さんたちと、現地の町長さんが話す近くで、残像のように右下で駆け回っているだいだい。新しい働き方をしようとしている企業や人が集まっているから、子どもがいることにみんな寛容。

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小さくて見づらいけれど、館山に拠点を持つヤフーの川邊社長からの二拠点・テレワークの事例などを交えた講演をだいだいも聴講し、みんなで記念撮影。この子たちが大人になる頃には、どんな場所でも働ける、が当たり前になっているかなと思っていたけど、それよりもだいぶ早くそういう時代がやってきた。 https://www.facebook.com/events/443515846218984/

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磐梯DIY

LivingAnywhere Commonsの拠点は、古くて使われなくなった地域の遊休施設をDIO(Do It Ourselves、DIYをみんなでやるという意味)で場所作りをしているので、だいだいもDIOにも積極的に参加。(おかげで服も顔も髪の毛も毎回ペンキだらけ…)こういう場作りの仕事やプロジェクトも地域にあったりするので、仕事を楽しんでくれることもある。

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地域で何ができるか。長期的にプロジェクトに関わる人もいれば、まずはその地域でのリモートワーク体験を目的に来る人もいる。なので、会社でCSRの委員も担当しているので、海の近くでイベントをやる時は、朝や夕方に有志でビーチクリーンに出かける。その時はもちろんだいだいも一緒。プラスチックゴミの問題などを子どもながらに考えるきっかけになる。

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地引網の見学イベントの広報に同行。漁師さんが水揚げされたばかりのアジを、その場で手でさばいてくださって、その場でプリプリの刺身にして食べさせてくださった。

2.実家に預ける実家に頼れるときは頼る。

その際、現地まで自家用車でいけるかどうかで預ける方法が変わってくる。自家用車で行った場合:連れて行く
自家用車でない場合:迎えにきてもらう

もちろん、子どもは一緒に過ごすことができる、現地での保育手段があることを伝えた上で、①予定が空いているか、②孫と一緒に過ごしたいか、を聞いた上で、合意が取れた場合のみお願いする。
だいだいもじいじやばあばに会えてずっと遊んでもらえるし、じいじやばあばも孫に会えるので、出張中毎日と言うよりは1−2日程度お願いすることが多い。


3.現地で預ける

預け方は3パターン。
・地域の民間一時保育(NPOやコープなどがやっている)
・地域の公設の子どもの施設(一時保育をやっているところもある)
・ベビーシッターを探す

どうやって探すのか?
・子どもを連れて行く地域は、それなりにネットワーク・信頼関係ができているところだったりするので、基本的につながっている地域のプレイヤーの方・行政の方に相談してみて教えてもらっている。そこからは自分で電話をして必要なものなどを確認する。

地域の公設の子ども向け施設は、
 ー「現地在住」者じゃないと預けられない
 ー預ける時間が2時間まで、など短時間しか預けられない
場合もあるので、地域の民間の一時保育の方が気兼ねない(けれど、費用は1日預けて5000〜8000円程度と、市町村の施設より高い)。

ただし、民間の一時保育施設は、これまでの所感で人口5万人以上の町に1つあるかないか、くらいの発見率…。県庁所在地やその都道府県の経済の中心地の1つなら、3箇所くらいは見つかるので、金額・評判・アクセスの良さを踏まえて検討している。

自身の出産・子育てなどをきっかけに、保育士をやめている人もいるという話を地域でも聞くので、ツテやチャイルドラインなどを辿れば、なんとかベビーシッターさんを見つけることもできる。ただし、預け場所が必要になるので、どこで預かってもらえるか、場所の確保とセットで考える必要があるので、なかなか難しい。

昨年は、子どもとAnywhereの実験として、フリーの保育士さんにLivingAnywhere Commons拠点にきてもらい、子どもを預けられるイベントを実施してみた。

事前周知が足りなくてなかなか人が集まらなかったけれど、今の住まいは移せないけど、時々ローカルで子どもを連れていって仕事をしてみたい、まずは同じようにやってみたいという人が集めまって、こんな風にノウハウや難しさ、こんな働き方、暮らし方を実践したいなという、実験や交流をこれからしていきたいなあと思っているので、コミュニティ化したい。


▶︎子どもとの時間

水曜から3日間の出張や1週間の出張などの場合など、そのまま自腹で宿泊を伸ばして土日の休日を地域で過ごすことも多い。そんな時、1日は子どもの遊びに全力で付き合うようにしている(海とか、雪遊びとか、釣りとか)。平日も、出勤時間がほぼ0になる分、始業前や昼休み、終業後にもちょっと遊ぶ時間ができるので、できるだけ子どもと遊ぶようにしている。

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雪のあるところでは、真っ白な雪に大興奮して長靴や服に雪が入るのも気づかず、服も靴もぐっしょりさせ、
海のあるところでは、砂浜と青い海に大興奮して水着がなくても果敢に挑み、パンツまでぐっしょりさせ、
(季節関係なく、水・雪があれば、とにかくずぶ濡れになる・・)
地域で出会った人に誘っていただいて、田んぼやツリーハウスにお邪魔したり、釣りや農的な暮らしなど、地域ならではの楽しみを、一緒にきた人、地域の人と楽しむだいだい。

▶︎なぜ、そうまでして地域に子どもをつれていくのか

一時保育に預けたり、周りの人に見てもらったり、それでも連れて行くのか?出張しない仕事をしたら?と思われることもあるかもしれない。それも1つの生き方だと思う。
けれど、私は子どもとの時間も、自分のやりたいこと(地域と都会の架け橋づくり)も諦めたくない。
移動中や、朝、休憩時間、終業後〜子どもが寝るまでは、子どもに全力で向き合い、子どもに触れる。
そして、都市部ではなかなか得がたい多世代と関わる日々の暮らし、を子どもにも知ってほしいのだ。

自分のやりたいこと=地域と都会の架け橋をやる理由は3つ
①都会の人の視点に触れることで、地元の人に地元の良さを再発見してほしい。そして、「何にもないから出て行くしかない」と子どもにいうのではなく、自分の地域に誇りを持ってほしいから。
②「仕事が何もない」、というわけではないけれど、仕事が地方にUIターンするネックになっているのは事実。それがリモートで解消できる仕事が増えてきた。ただしそれを導入するには企業もパワーがいる。だからこそ、どこでも働ける仕組みをつくれる人と受け入れられる地域でモデルを作りたいから。
③都市部のコミュニティは希薄だ、というのは100%ではないけれど、実際少ないところもある。特に多世代と関わることは難しくなっている。多様な人がいる場所で、多様な自然や人から学ぶ「地域の教育力」に子どもに触れてほしかった。

なら、まずは家の近くでやってみては、という話もある。実際、三鷹の外れの、ウシガエルやハクビシン、タヌキもいるような、古い平屋が並んだコミュニティの中でだいだいは生まれた。つながりを大事にする素敵なコミュニティで、たくさんの素敵な人に囲まれて暮らしてきたけれど、2019年の秋に立ち退きが決まって、そのコミュニティは少しバラバラに(時々集まったりはできるけど、毎日顔を合わせられない…)。保育園の転園は難しいので、一旦近場に引っ越したけれど、なかなか前みたいなコミュニティができなくて寂しさを感じている。
だいだいにもあおにも、いろんな親戚や近所のお兄さん、お姉さん、おじさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃんみたいな存在をつくってほしい。ただいまと言えるコミュニティをたくさん作ってほしいと思っている。地域の教育力を卒論のテーマにしたこともあり、うちの子だけじゃなくて、家や同世代のコミュニティしかない子どもたちに、自分で選択すれば子どももお年寄りも支えあえるような、いろんな人に触れて、見守っていける場所とつながっていけるようにしていきたい。
実際、ローカルにはそんなコミュニティが残っている、再構築されているところもある。だからこそ、そんな素敵なローカルがあることを、なんとなく地方って良さそう、だけど自分には無理そう・・と思っているような都市部に住んでいる潜在層のみなさんに、きっかけをつくっていくことに注力したくて、まだ東京に半分は住んで関わりを持っていたいから、東京に住んで、東京サイドから地域に関わる仕事の仕方をしている。

と思いを綴ったけれど、だいだいが2-3歳の頃はかなりしんどいこともあったし、きっとだいだいもしんどい日もあった。一緒にいるのに遊んでくれない、話を聞いてくれない、自由に体を動かしたり走り回れない。
ずるいとは思うけれど、夫がワンオペで数日見れるよという時は、保育園に行ってパパと過ごすか、ママと一緒に出張に行くかを尋ねた。ママ大好きっこなだいだいは出張に行くという。それでも寂しさがある。ある日の出張、明け方、寝ているうちにデスクワークを片付けようと黙々作業をしていたら、子どもが寝ぼけて泣き出した。「寂しい」と。結局、出張や地域と関わる仕事をすることは自分の自己満足なのか。もちろん、地域でいろんな人や自然、食、文化に出会えているのは彼に貴重な経験だとは思うけれど、心が折れそうになった。

そんな中で担当するプロジェクトはLivingAnywhereに変わった。

LivingAnywhereはこれからの時代にマッチした思想だし、LivingAnywhereCommonsは「自分らしくをもっと自由に」を社会に実装していく、素敵な共創コミュニティだ。LivingAnywhereCommonsのプロジェクトに変わってからの方が、だいだいの出張同行の日程は長くなって行ったけれど、「寂しい」と泣くことはなくなった。だいだいはLivingAnywhereCommonsのメンバーのことも覚えているのでオンラインmtgがあれば顔を出そうとするし、あそこにいきたい! 次の出張はいつ?と聞いてくる。

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だいだいは今年年中(4歳児クラス)になった。小学生まであと2年を切っている。本人が望むなら引き続きanyhwereな暮らしをしたいけれど、小学生になったら、義務教育はどうする?という問題がでてくる。部活やチームプレーのことを考えると、定住が望ましいのかもしれない。けれど、本人が旅するような暮らしを引き続きしたいなら、オンラインで教育が受けられるようになり、いろんな地域でもストレスなく教育を受けられる環境ができたらいいのに、と思っていたところにコロナで、学校も自粛やオンラインでの授業のきっかけができた。

これまでの生活に戻るのではなく、改めて子供達は自然にもテクノロジーにも、いろんなコミュニティにも触れられる機会を、ともに実験していきたいので、幼児とのLiving & Working Anywhere 、小・中学生とのLiving Anywhereなライフスタイルについて、考える仲間を募集して、お話したり、Living Anywhere Commons拠点で実験・共創してみたいです!
ご興味のある方はご連絡くださいー!





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