子ども(幼児)とWorking Anywhere「移動編」

子ども(幼児)Working Anywhereの実践方法をまとめようと思ったきっかけはこちらの記事から。

子どもとWorking Anywhereする時の移動手段は、ほぼ下記の3つ。
①自家用車
②電車・新幹線
③飛行機

どれが一番楽か、というと①の自家用車が一番楽。
移動中仕事ができないのが難点だけど、
 ー子どもが騒ぐ
 ーどこかに行ってしまうかもしれない
 ー荷物を厳選しなきゃいけない
という不安からは解消される。
それぞれのメリットとデメリット、デメリット対策をまとめてみた。

①自家用車

メリット)
・子どもが騒いでも周りを気にしなくていい
・移動が心地良いのか、移動中寝てくれる
・景色、自然が楽しめる
・いろんな場所に立ち寄れる
・地域での移動にも使える
 (現地での保育先までの送迎、子どもと遊ぶなど仕事以外の移動など)

デメリット)
1.長距離移動になるので、子どもも暇になる
2.基本的に会社の就業規則で認められていない
3.移動中仕事ができない

デメリット対策)
1.ずっと景色見ててね、だと飽きてしまう。幸い車酔いを全くしない子なので、DVDを見せている。ただ、DVDの見せっぱなしは目に影響があるんじゃないかという不安があるので、DVDの時間を決めておく。それ以外の時間は、歌やしりとりなどをする。

2.会社の規則で認められていないことが多いが、「マイカー利用申請」があった(多分、ゴルフ接待の時などに使えるように)ので、それを応用して理由を説明して申請してみたところ通った。事故などが自己責任になるリスクはあるけれど、自由度・現地での預かり保育などの選択肢が増えるので
 ↓説明理由↓
・長期出張となると、子どもが一緒じゃないと難しい。
・「子どもがいるから○○できない」ではなく、仕事柄、新しい働き方にチャレンジしてみたい。
・現地にて一時保育で預けるためには、保育園などの施設までの移動が必要。社用車や会社で借りたレンタカーを私用では使えない。
・万が一事故が発生した時の報告フローは、レンタカーの運用規定を準用して、報告フローを説明。また、何かあった時は自己責任であることを明示。
・ガソリンの領収書での精算ではなく、実際仕事で利用したルートで距離計算で経費は精算。

3.移動中仕事ができない、は、他の交通手段でも「遊ぼう〜攻撃」で効率良く仕事ができないことが多いので、すぱっと諦める。

②電車

メリット)
・運転しなくていい
・子どもとのコミュニケーションの時間が取れる
・普通電車の運賃は小学生未満なら無償。新幹線も自由席なら無償

デメリット)
1.子どもが騒ぐ+勝手に移動する可能性
2.移動中遊んで攻撃で仕事が中断、仕事にならないこともある
3.地域での仕事開始に合わせようとすると、移動時間がラッシュと被る可能性大

デメリット対策)
1,2.まずはご飯。大好きな新幹線のお弁当が東京駅に売っているので、それを買うか、(偏食でハンバーグなどの子どもが好きそうなものが苦手なので)そのお弁当箱を取っておいて、好きなものを詰めて持っていく。30分くらいは食事に集中してもらう。その後は、新幹線はフリーwifiがつなげるので、子ども用タブレットで時間を決めて映画や知育アプリを使う。この間にメールチェックや事務系の作業でできることを片付ける。
それでも飽きてしまう時は、現地に着くと基本的にあまり構ってあげられないので、遊んで遊んで!に対応する。なので、業務に支障があまりでないように、ラッシュ時間対策も兼ねてできるだけ業務時間に被らないように移動するようにしている。

3.1-2の対策でも触れたけれど、「スーツケース+仕事用の大型リュックサック+子ども」の装備でラッシュの時間に被ると本当にしんどい…。子どもも潰されそうになってしんどいし、飛行機での出張の際、飛行機が遅れて帰りに山手線のラッシュにかぶってしまった時に、ぎゅうぎゅう詰めの電車に乗って「潰さないで!」と言って泣いちゃったことがある(みんな潰したくて潰しているわけではない…)。私も通勤する人たちの目が気になってしまうので、基本的に「行き」は子どもが寝ぼけた状態で「始発」に乗れるように移動する。始発じゃない時は、住まいが三鷹なので総武線を利用。三鷹は中央線もあるけど総武線の始発駅でもあるので、東京駅に1時間前到着の想定で移動すれば、5-10分待てば座れる。運が悪くて座れなくても、電車の隅のスペースを確保できれば子どもが潰されることはない。通勤の人に気を使わなくていいし、こちらも申し訳ないと不安にならなくて良いので、1時間〜1時間半前行動をしている。
早く行動するにはもう1つ理由がある。新幹線も自由席なら幼児も小児運賃なしで座れるので、早い時間帯の方が席を確保しやすい(もし人がたくさん並んでいたら、もう1本遅い新幹線に乗ればいい)。その結果、早く着きすぎそうな時は、乗り換え駅や到着駅で美味しいものを食べる(仙台駅ナカのおにぎり屋さんや、熱海のお土産やさんの干物を焼いてくれるお店が子どものお気に入り)。帰りも新幹線が東京駅着なので、そこから始発の中央線に座れる電車に並んで座ってから帰る。最短時間で移動しようと思わなければ、気持ちに余裕が出て、子どもにも余裕を持って接することができやすい。

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③飛行機

メリット)
・私にはあまりない。行かなきゃいけないから使う
(私は飛行機が得意ではありません。どうしても落ちるのではないかと漠然とした不安が未だに消えず、九州でも時間を許すなら新幹線が良いです…)

デメリット)
1.子どもが飽きた時に逃げ場がない
2.移動中遊んで攻撃で仕事が中断。仕事にならないことも多い
3.空港までの移動時間がラッシュと被る
4.天候によって予定が大幅にずれることもある
5.満3歳から小児料金がかかるのでコストが痛い。(2歳までは親と同じ席ならば料金がかからないが、10kgオーバーで、かつじっとしていられない子どもをずっと膝の上に乗せているのは結構きつい)

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デメリット対策)
5と1−2.飛行機はコストが高い分、国内であればだいたい2時間もあればいけるので、飛行機に乗っている間は、1時間程度の映画を1本選んでもらって事前にダウンロードしておく。終わったらor飽きたら割り切って子どもの相手(主にボードゲーム・お絵描き)をするようにしている。飛行機によっては絵本を貸し出してくれるので、それを読んだりすると、絵本という荷物が1つ減る。
3.空港までの移動の際の通勤電車のラッシュは、電車・新幹線と一緒なので、基本的に飛行機に乗るときもだいたい始発で向かう。電車が早く着いたら、wifiが使えるラウンジから飛行機を子どもと見ながら、朝ごはんを食べてやらなきゃいけない仕事はここで片付ける。
4.日頃の行いをよくして、天候が良いことを祈る。


④番外編:地域の人の車に乗せていただく
意外と多い。ご飯や会食、休日に一緒に遊びに行こう、と誘っていただいた時に、車がない時やお酒を飲むときなどに乗せてもらう。こんなときに活躍するのが、「持ち物編」に記載した携帯用チャイルドシート

まとめ

楽だし、地域での子どもとの時間を楽しむなら、リスクもあるけれど、やっぱり車が一番!とは思うけれど、長距離になるとどうしても新幹線や飛行機の移動も増えてしまう。
移動中は仕事にならないことが多いので、できるだけ業務時間に被らないように移動して、子どもと遊ぶ、景色を楽しむ、本や情報のインプットに使うようにしようと考えるようになったらストレスが減った。

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